2014年2月10日月曜日

ウォズニアック:アップルもAndroid採用端末を。

http://surouninja.blogspot.com/2014/02/wozniak-thinks-apple-should-make-an-android-phone.html
アップル創業者の一人でスティーブ・ジョブズを影で支えた、スティーブ・ウォズニアックが、「アップルはAndroid採用スマートフォンを投入すべき」と主張しているとのことである。

主張:アップルはAndroidを採用すべきである。(スティーブ・ウォズニアック談)

Engadget Japan 2014年2月10日 07時06分 (2014年2月10日 15時02分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20140210/Engadget_android.html

アップルの創業者の一人として知られるスティーブ・ウォズニアック氏が、「アップルはAndroid採用スマートフォンを投入すべき」と主張しています。米国で開催されたApps World North America conference で、Wired のインタビューに応じたなかでの発言です。

発言の要旨は:アップルは現行 iPhone のハイエンド / プレミアム路線だけでなく、新興国などでは需要の多い低価格帯スマートフォンの市場も取るべきである。そのために Android を採用しても、端末のデザインや仕上げなどで差別化でき戦えるだろう。(iOSの) プレミアムな iPhone と、比較的安価な Anroid スマートフォンの二つの市場に手を出さない理由ない、など。

アップルのカリスマ、スティーブ・ジョブズがアップル製品をここまで伸ばすことができたのは、実質的にウォズニアックの支えがあったからに他ならない。

そんなウォズニアックがアップルのAndroid採用を勧める理由は恐らく、今後のスマホの低価格化競争ではアップルの製品には勝ち目がないと見切ったからであろう。

Androidと異なり、iOSはハードウェアメーカーに詳細な仕様を公開しておらず、製造社はアップルに限られている。これは、端末製造で競争原理が働かず、低価格化にはどう考えてもマイナス要因にしかならない。

米グーグルが先日、モトローラ部門をレノボに売却したばかりだが、これは以前にも述べた通り、スマホ端末製造自体に旨味がなくなってしまったことを意味する。スマホ端末市場は既に飽和状態である、とグーグルは判断したのだろう。まぁ米グーグルは当初からAndroidの仕様をメーカーに公開し、製造競争させて低価格化と品質改善を促していたわけで、この流れはグーグルからすれば“全て予定通り”といったところなのだろう。

参考:
2014年1月30日木曜日
レッドオーシャンから距離を置く米グーグル。

ちなみに、スマホ端末市場が飽和状態に陥っていることは、先日のソニーのVAIO事業売却にも表れている。

参考:
2014年2月5日水曜日
金融会社化するソニーと日本の未来。

もうこれからは、スマホ如きに数万も出す時代ではなくなるのである。スマホの市場価格は今後、発展途上国の人でも手軽に入手できる価格にまで下落し続けるだろう。

根っからのエンジニアであるウォズニアックは、純粋にアップルの行く末を憂いているのだろうが、残念ながら、ウォズニアックの純粋な思いとは裏腹に、アップルはもはや政治的に雁字搦め(がんじがらめ)になってしまっていると思われる。アップルは、そう簡単には方針転換できないところまで政治的に深入りしてしまっている可能性があるということだ。

参考:
2014年1月29日水曜日
米民主党と一蓮托生の米アップル社。

恐らくアップルの凋落はオバマ政権の凋落と連動するだろう。アップルの大胆な方向転換は、これまで築き上げた政治的関係の全てが崩壊した後ではないだろうか。

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