2015年3月16日月曜日

不景気続くブラジルでルセフ大統領退陣求める大規模デモ。

http://surouninja.blogspot.com/2015/03/Brazil-large-scale-demonstration-seeking-the-resignation-of-the-president-Rousseff-occurs-in-long-recession.html
ルセフ労働者党政権によって政治と経済の混乱が続くブラジルで15日(2015年3月15日)、ルセフ大統領の退陣を求める100万人規模の大規模デモが行われたようである。

引用元
ブラジルで100万人超がデモ、ルセフ大統領の退陣求める
2015年 03月 16日 10:23 JST

[リオデジャネイロ 15日 ロイター] - ブラジル全土で100万人を超える市民が15日、景気低迷やインフレ、汚職疑惑に抗議するデモに参加した。ルセフ大統領の退陣を求める声も上がっている。

反対派が求めるルセフ大統領の退陣ないし弾劾手続きはなさそうだが、5年に及ぶ景気低迷に加え、国営石油会社ペトロブラスPETR4SAの大規模汚職疑惑が浮上し、市民の怒りを増幅させている。
ブラジル経済の見通しは暗く、エコノミストの多くが今年はリセッション(景気後退)に陥るとみている。インフレ率がこの2年で最高水準で推移し、通貨レアルは今年、対ドルで22%以上も下落している。

左派政権による汚職と腐敗で自壊して逝くブラジル社会。其の過程でこのような大規模デモが発生し、ルセフ大統領が糾弾されるというのは、余りにも想定通りの展開といえよう。以前から述べている通り、ブラジル経済が長くて暗いトンネルから抜け出すことは当分の間は不可能だろう。というのも、先の大統領選でブラジル国民が自ら作り上げた選択肢は、「労働者党のルセフか、社会党のシルバか」という、余りにも残念な“究極の選択状態”だったからだ。労働者党政権と社会党政権の何方に転んでも、左派政権によってブラジルの官僚組織は腐敗し、怠惰な労働者が甘やかされて経済もボロボロになることは確定していたと言っても過言ではないだろう。

参考:
2015年1月30日金曜日
致命的金欠状態のブラジル。
2014年9月30日火曜日
ブラジル:選択肢なき大統領選と絶望経済。

其の上、ブラジル国民が選んだルセフ大統領は世界の潮流を全く読めておらず、BRICSなどというアカい枠組みに未だにしがみつこうとしている。ルセフ大統領のブラジルは、このままアカい国々(中国、韓国、ロシア、イラン、ベネズエラあたり)と並んで沈んで逝く可能性が濃厚である。

参考:
2015年1月9日金曜日
原油安:GSにさえ見捨てられたBRICS。
2014年10月28日火曜日
ブラジル:BRICSの夢から覚めることができないルセフ大統領。

残念ながら、今後ルセフ大統領が失脚するとしても、ブラジル国民に新しい希望が生まれる可能性は極めて低いと思われる。なぜなら、先程も述べた通り、「労働者党 vs 社会党」という究極の選択を選んだのは他ならぬブラジル国民なわけで、たとえルセフ大統領が失脚したとしても、ブラジル国民はおそらく「労働者党がダメなら次は社会党」と考え、再び社会党主導の左派政権を誕生させることが予想されるからだ。

貧すれば鈍するブラジル国民は、今後も愚行の上塗りをするだろう。資源価格高騰に踊り、左派勢力を甘やかしてきたツケを、ブラジルはこれからも払い続けることになるのだ。

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