2015年3月2日月曜日

スリランカ:真珠の首飾りを断ち切ったシリセナ政権。

http://surouninja.blogspot.com/2015/03/Sirisena-Sri-Lanka-has-cut-off-the-String-of-Pearls-of-China-Communists.html
政権交代で親中派大統領を追い出したスリランカシリセナ大統領は、早速、スリランカ海域における中国潜水艦の寄港を禁じたとのことである。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/52557
2015/03/01(日曜) 21:21
スリランカ新大統領が、中国潜水艦の寄港を禁止

スリランカのマイトリーパーラ・シリセーナ新大統領が、同国海域における中国の潜水艦の寄港を禁じました。

イルナー通信によりますと、シリセーナ大統領は選挙運動において、「当選後は、わが国の海域への中国の潜水艦の入域を禁じるだろう」と宣言していました。
また、「スリランカと中国の間の協定の多くは破棄され、スリランカに対する中国の勢力拡大を阻止する」と語っています。
昨年、日本の安倍総理大臣のスリランカ訪問と同時に、中国の2隻の潜水艦がスリランカに寄港したことにより、スリランカ政府は日本に謝罪しました。

思いのほか速いスピードでスリランカの“脱中国”は進んでいるようである。そして中国の対スリランカ投資も順調に水泡に帰しつつあるようだ。

参考:
2015年1月27日火曜日
政権交代で中共を追い出すスリランカ。
中国のこれまでの対スリランカ投資は全て水の泡となるだろう。

中国がスリランカという重要な拠点に潜水艦を置くことができなければ“真珠の首飾り戦略”はまず成立しないだろう。“真珠の首飾り”は、日米に協力姿勢を見せるスリランカによってあっさりと断ち切られ、日本のシーレーンを阻害するという中共の悪企みも“9割方失敗”といっても過言ではない。

ところでミャンマーにはチャウピュ港から中国南西部に石油ガスパイプラインが敷かれているわけだが、万が一中共が事を起こしたような場合には、日米と同盟国はミャンマーまでのシーレーンを躊躇なく封鎖するだろう。スリランカに中国潜水艦の拠点さえなければ、インド洋での脅威は殆ど無くなるからだ。

残る日本のシーレーンにとっての脅威は、パキスタンのグワーダル港(中国に伸びるパイプライン計画有り)と東シナ海南シナ海である。逆に言えば、これらの残る3地域から中共の影響力を排除できれば、中国のエネルギー供給経路の9割が失われ、中国の政体と国体は維持できなくなるわけである。

スリランカの変化は日米と同盟国にも大きなプラスの変化を齎したのである。