2015年9月15日火曜日

豪州:二度目のクーデターで遂に追放されたアボット首相。新首相に親中派ターンブル氏

http://surouninja.blogspot.com/2015/09/Australia-PM-Abbott-ousted-by-Turnbull-the-panda-hugger.html
オーストラリアの与党・自由党が14日(2015年9月14日)、緊急の党首選を行いトニー・アボット首相を任期途中で解任、首相からも退陣させることを決定したとのことである。新党首と首相には、同党のターンブル氏が就任する予定とのことである。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM14HC2_U5A910C1000000/
豪アボット首相、退陣へ 与党が党首解任を可決

2015/9/14 20:57

 【シドニー=高橋香織】オーストラリアの与党・自由党は14日午後9時(日本時間同8時)すぎから開いた両院議員総会で、アボット首相の党首解任を54票対44票で可決した。アボット氏は党首と同時に首相から退陣する。有力閣僚のターンブル氏が新党首となり、新首相に就任する。

 自由党は下院(定数150)で58議席の最大勢力を占め、国民党と保守連合を構成している。

 副党首はビショップ外相が留任する。

 アボット氏は2013年9月の総選挙で労働党から政権を奪回し、首相に就任した。

そういえばアボット首相が先週、左派に阿り急遽シリア難民受け入れに舵を切ったわけだが、最近のアボット首相はそれだけ求心力を失っていたということかも知れない。

参考:
2015年9月10日木曜日
シリア難民問題とロシアのEU侵略の野望

ところで、新首相となるターンブル氏だが、彼は今年2月にもアボット首相を引きずり下ろすためのクーデターを実施したものの、その時は失敗に終わっていたわけだが、今回二度目のクーデターで遂にクーデターを成功させるに至ったというわけである。尚、当ブログでも以前から指摘している通り、このターンブル氏というのはバリバリの親中派であり、日本にとってはかなりの要注意人物である。

参考:
2015年2月9日月曜日
豪州:アボット首相辞任動議の裏に身内の親中派か。

日本は親日アボット政権下で経済・軍事両面で結び付きを強めようとしていた最中だけに、この解任劇は日本にとってかなりの衝撃といえよう。

参考:
2014年7月9日水曜日
大陸に背を向け太平洋を見る日本。
2014年4月8日火曜日
日豪EPA:新たな日豪関係の始まり。

今後は日本の「そうりゅう型」潜水艦の受注やTPP交渉でも少なからず影響を及ぼすものと思われる。

親中派ターンブル氏が新首相になることでオーストラリアの信用面はかなり低下するだろう。オーストラリアの経済低迷も更に長引きそうな予感である。

参考:
2013年12月11日水曜日
オーストラリア:人件費高騰で自動車産業が崩壊。

オーストラリア国民も経済が逝くところまで逝かなければ事の深刻さに気付かないのかも知れない。インドネシアと同様に信用できる組織が“海軍だけ”という異常事態になるのも時間の問題かも知れない。

参考:
2015年3月23日月曜日
インドネシア:日本と防衛協力、インドネシア海軍は最後の良心。

何れにしても、日本としては“虎の子”の潜水艦技術を無理にオーストラリアに提供する必要は無いだろう。親中反日の左派勢力が未だに優勢である以上は、政財界内の親中派スパイに技術を盗まれて中国に横流しされてお仕舞いである。日本政府は今日から豪州との付き合い方を考え直すべきだろう。