此れを受けてイスラエルは大幅な戦力の見直しを計画している様である。
2013年 7月 12日 14:07 JST
イスラエル、大幅な戦力見直し─周辺国からの侵攻脅威が低下 - WSJ
【テルアビブ】イスラエル軍は、戦車や火砲などの通常兵器を削減し、高性能兵器を拡充する大幅な戦力見直しを計画している。これは、アラブの春に伴う中東諸国の混乱で、周辺諸国のイスラエルを侵略する能力が事実上、停止しているとみられるため。
中東戦争でイスラエルと四半世紀にわたって3回にわたって戦火を交えた強敵のエジプトとシリアは、今や内乱で苦境に陥っている。シリア軍は内戦で疲弊し、エジプト軍は政治・経済危機の中で国家の安定を図ろうと四苦八苦している。
こうした情勢を受け、イスラエルのヤアロン国防相は「40年前の第4次中東戦争のように軍と軍が真っ向からぶつかる形の戦争が起きる可能性はますます小さくなっている」と指摘し、重火器への依存を減らす方針を公に表明するようになった。
ロシアと密接に繋がるイスラエルが此の様な計画を立てたと言うことは、俺の予想通り、シリア問題は間も無く決着が付くということだろうな。
安倍首相のロシアから始まった中東各国への訪問は、此の筋書きを中東の同盟国に伝えるためだったのかも知れない。
イランの核開発成功で崩れかけた中東のパワーバランスは、日本も今後関与するであろう原発輸出(という名の核戦力提供)の合意で再び均衡化すると予想されるわけで、此れが中東の反米英勢力の譲歩を引き出すための決定打となったのではないだろうか。
2013年5月13日月曜日
安倍首相が東欧(V4)でも原発セールスを予定。ロシアに対する“飴と鞭”で狙う、中東のパワーバランス均衡化。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/v4.html
シリア問題で米英に歩み寄ると予想されるロシアだが、現状を見るに、イラン問題においても譲歩させられることになるのではないかと俺は予想している。そうなればイランの核開発で崩れた中東のパワーバランスは再び均衡化へと動き出すこととなり、イスラエルの暴走も阻止する事が出来るだろう。此れは米英にとってだけでなく、イスラエルに関与するロシアにとっても利益となるだろう。
2013年5月4日土曜日
安倍首相が訪問中のトルコでエルドアン首相が三菱重工・アレバ連合に黒海沿岸シノップの原発建設の排他的交渉権。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_4.html
2013年5月2日木曜日
安倍首相がアラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、日本との原子力協定締結で合意。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/uae.html
2013年5月1日水曜日
安倍首相がサウジアラビアで二国間の“投資協定”に署名。原油安定供給と原発輸出の下地作り。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html
2013年4月30日火曜日
モスクワで行われた安倍・プーチン両首脳による日露首脳会談の要旨。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/blog-post_30.html
扠(さて)、中東が安定化し、米英とロシアが歩み寄り、シリア問題が解決したとしたら、次は愈々(いよいよ)中国共産党の独裁政権が世界的問題としてクローズアップされるだろう。此の問題で米露は間違い無く共闘するだろうし、ドイツ以外のG8諸国も右に倣えだろうね。
俺が何度も述べていることだが、中共政権が此の問題を回避する方法は唯一つ、人民元を完全自由化することだろうね。
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