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2014年8月8日金曜日

似非平和:イラク空爆を承認したオバマ。

https://surouninja.blogspot.com/2014/08/Obama-approved-Iraq-bombing-for-Assad-and-Anti-Americans.html?m=1
スンニ派武装勢力「イスラム国」(ISIL)がイラク北部の都市を次々と制圧していることをうけて、オバマ大統領が遂に限定的なイラク空爆を承認したとのことである。

ドル101円後半に下落、米大統領がイラク空爆実施を承認

2014年 08月 8日 12:33 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0G809N20140808

[東京 8日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の101円後半。朝方は、株価がマイナス幅を広げる中で実需の買いに支えられたが、オバマ米大統領が限定的なイラク空爆の実施を承認したと伝えられると、売り圧力が優勢となった。
オバマ大統領は、イラクにいる米国人を守るため、限定的な空爆の実施を承認したとオバマ米大統領が表明した。イラク政府が米国に虐殺阻止のための支援を要請し、米国は行動する必要があるとしたほか、米国が再びイラクの戦争に深く関与することは認めない、戦闘部隊がイラクに戻ることはない、との認識を示した。

シリア情勢において世界の警察の役割を放棄し似非平和主義を通してきたオバマだが、流石に今回は米中間選挙を見越して支持率上昇を企んでいるのだろう。相手が親サウジアラビア(親・米共和党)のISILというのもオバマが重い腰を上げた理由の一つと思われる。まぁ引用記事を見ても分かる通り、予想通り間接的支援(支援物資投下)と“限定的な”空爆に留めるようだが。

参考:
2014年6月17日火曜日
イラク情勢:中東に構築される親共国家連合。
オバマ“親中露”米民主党政権は、イラクにおいてもやはり、中露の利権を守るための行動を採るのではないかと見ている。つまり、マリキ政権やイラン、ロシア、そして中国とも共闘してISILの排除(と、ドサクサに紛れてクルド自治政府内のエクソン・モービルの石油利権の収奪)に乗り出すのではないかということである。
ブッシュ前政権のイラク戦争を批判してきたオバマ大統領だが、ここであっさりと主義主張をひっくり返し、お得意のダブルスタンダードを炸裂させるかも知れない。もちろん、オバマはイラクへの軍事支援を極力“間接的なモノ”に留めることで国民の目を欺こうとするだろうが。

シリアのアサド政権には空爆しなかったオバマが、アサド政権と敵対するISILにはあっさり空爆を承認するという、オバマの矛盾した行動からは色々見えてくるものがある。

残念ながら、このような限定的な支援でイラク情勢が沈静化することはあるまい。情勢不安定なまま時間だけが過ぎていくことになるだろう。シリアの二の舞いである。

まぁ、ここでオバマがイラク空爆を決定しようがしまいが、似非平和主義で世界を不安定化させた米民主党が今年11月の米中間選挙で苦戦することは既定路線である。

関連:
2014年6月15日日曜日
イラク情勢:オバマのジレンマ。
2014年5月14日水曜日
ノルウェー:中共にノーベル平和賞を。
2014年5月5日月曜日
ノーベル平和賞:オバマ大統領による皮肉スピーチは政策変更の兆しか。
2014年1月30日木曜日
ノルウェー左翼党:スノーデンにノーベル平和賞を。
2013年10月13日日曜日
ノーベル平和賞がOPCWの公正な活動を阻害するか。
2013年9月4日水曜日
ノーベル平和賞という鎖で繋がれるオバマ政権。

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