2016年6月16日木曜日

ポスト石油時代に向けた産業構造の変化

https://surouninja.blogspot.com/2016/06/industrial-restructuring-for-post-oil-era.html
久しぶりの投稿である。

今年からついに電力が自由化され、そして来年度からはガスも自由化される。
そしてこのタイミングで自動車の燃費不正の問題が噴出し、また、マイナス金利で地銀が慌てていたりと、何やら巷はずいぶん騒がしいようである。
そういえば、原油価格も暴落し、ただでさえ機能不全のOPECも消滅の兆しが見え始めている。原油価格の下落は、経済構造にも変化を齎しつつある。いや、経済構造の変化が原油価格を適正な位置にまで下げたといえなくもない。最近はだいぶ値を戻してきてはいるが、大きな変化が始まった今となってはもはや、石油利権屋たちにとっての昔日の記憶はセピア色の思い出となるだけだろう。

このトリガーを誰が引いたのかはさておき、これを切っ掛けにこれらの業界の再編が進むだろう。

・石油
・電力
・ガス
・自動車
・地銀
・電機

とはいえ、

キツメの合理化と淘汰の後には、市場は必ず適正化する。
ドーピングされた経済が本来の形に戻るだけである。
合理化と淘汰の流れは5年以内には完了するのではないかな。

戦後の産業構造が変わり縮小均衡していく中で、必ず次の時代の産業が誕生する。
我々は俯瞰的に楽観視して良いだろう。

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