此のMOX燃料は関電の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムから製造されており、国内への輸送は東日本大震災(福島第一原発事故)後、初めてとなる。
原子力規制委員会の再稼働の許可は出ていないにも拘わらず、着々と進められるMOX燃料受け入れ。矢張り政府はプルサーマル発電を再開させる気満々なのだろう。
朝日新聞デジタル 6月27日(木)6時42分配信
MOX燃料、福井の高浜原発に到着 震災後初の国内搬入
【川田俊男、根津弥】原発の使用済み核燃料を再処理して作られたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を載せた輸送船が27日、フランスから関西電力高浜原発(福井県高浜町)に到着した。国内への輸送は東京電力福島第一原発事故後初めて。関電は、原子力規制委員会から再稼働が認められれば、MOX燃料を使うプルサーマル発電を再開する方針だ。
関電によると、今回のMOX燃料は3号機用。関電の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムなどを原料に、仏工場に製造を依頼した。
態々(わざわざ)使用済み核燃料が海外へ送られてMOX燃料に変えられ、日本へ再輸入される理由は恐らく、国連常任理事国(此の場合、フランス)が日本のプルトニウムの“出入り”を管理するためだろう。“出入り”を管理すれば日本の核武装の野望を検知することも出来るわけだからな。また常任理事国が自らの核戦力を維持するためにも日本という“プルトニウム製造工場”は必要なのだろう。
何故米国の原子力企業が日立や東芝に憑依しているのか、考えれば考える程に妄想は膨らむ。
「日本の核武装の野望を制御しつつ、日本の脱原発は阻止する」のが常任理事国のコンセンサスなのだろうが、残念ながら、核の傘の下で“作られた平和”を受動的に享受している庶民が此のコンセンサスを否定することは只の自己否定に過ぎまい。
日本国民の大多数が今の生き方を変えねば今の潮流は決して変わらないだろう。原発は日本の人々が無意識的に必要としているからこそ存在するのである。日がな一日非生産的なシゴトに従事出来るのも、家で呑気にテレビを見ていられるのも、パチンコしていられるのも、コンビニやスーパーに並んだ製品を買っていられるのも、“電力”としてのみならず“武力”としての原発が在るからでは無いかな。堕落した生活を維持するため、日本の人々は無意識的に“原発推進”を選択しているのでは無いかと俺は考えている。
2013年3月22日金曜日
2013年度に六ケ所村の核燃料再処理工場で抽出するプルトニウムの使い道を示す利用計画について、電事連が提出期限内の作成を断念したとのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/03/2013_22.html
此れは、国内の原発再稼働の見通しが不透明で原発でプルトニウムを燃やす「プルサーマル」の実施に目処が立たないことが原因とのことである。
だが其の一方で、フランスのアレバが高浜原発3号機(福井県高浜町)のプルサーマルで利用するための核燃料を震災後初めて日本に運ぶ準備を進めているという情報も入って来ている。
2012年12月11日火曜日
敦賀原発の直下に活断層が見つかったことで廃炉の可能性。“原子力ムラ”のコア企業、「日本原子力発電」の破綻も現実味。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/12/blog-post_11.html
青森・大間原発:規制委員長、稼働に慎重 「フルMOX経験ない」 http://t.co/Sqy2Rp3CHO MOX燃料を100%使用する世界初の商業炉であることから「今の日本で、世界でやったことがないことをやるのは一般論として難しい」と慎重な姿勢を示した。
— CNIC 原子力資料情報室 (@CNICJapan) June 27, 2013
【高浜MOX】船の甲板に作業員が集まりだし、クレーンが動いています。これから、燃料を陸揚げする模様。
— 幹太 (@nandakandakanta) June 27, 2013
米国プルトニウム処分用のMOX工場建設をコスト上昇で断念か?現場の建設技術者不足が指摘される。しかし代替案も不透明。NYTimesの記事。U.S. Moves to Abandon Costly Reactor Fuel Plant http://t.co/3TM1JS8pD1
— 鈴木達治郎 (@tatsu0409) June 26, 2013
【IWJ_FUKUI1】 6月27日(木)6時20分頃から、福井Ch1では「関西電力高浜原子力発電所プルサーマルMOX燃料搬入に対する抗議行動」を中継します。福井Ch1→ ( #IWJ_FUKUI1 live at http://t.co/0C0yUOXJTr )
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) June 26, 2013
プルトニウムを何とかして国内で消費したい意図が、だんだん浮かび上がってきた。再稼働申請もMOXが多い。再稼働は本当に発電のためなのか? ⇒MOX大量使用、検証必要=大間原発「世界に例ない」-田中委員長 http://t.co/TaSvdaxs6m
— 毛ば部 とる子 (@kaori_sakai) June 26, 2013
時事ドットコム:MOX大量使用、検証必要=大間原発「世界に例ない」-田中委員長 http://t.co/STB0uyIrQX MOX燃料は通常のウラン燃料に比べ、制御棒を挿入した際の中性子吸収率が落ちたり、燃料が溶け出す温度が下がったりするなどの問題点が指摘
— アルルの男・ヒロシ@日本あーあ党の総裁 (@bilderberg54) June 26, 2013
MOX燃料がやってくる。そして民主党政権は核燃料サイクルを米国と密約。そんなニュースを先取り。なぜプルサーマルにこだわるのか?小出ジャーナルで。 http://t.co/ElHoBEA0xb
— 西谷文和 (@saveiraq) June 25, 2013
うあぁぁぁダメじゃん。四国電力は17日、伊方3号機(愛媛県)の再稼働時にMOX燃料を使う方針を明らかにした。http://t.co/Du1EHVuLlD
— onion (脱原発に一票) (@onion5555) June 18, 2013
この「三菱重工の技術」を使った原発が、トルコで、フルMOXで作られるわけです。たぶん、日本に余っているプルトニウムを使って。 ( #iwakamiyasumi5 live at http://t.co/DqyN5rwH9A)
— shunsoku2002 こと宍戸俊則 (@karitoshi2011) June 8, 2013
2013年5月21日火曜日
安倍政権がインドとの原子力協定締結に向けた交渉を再開する方針とのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_21.html
2013年5月13日月曜日
安倍首相が東欧(V4)でも原発セールスを予定。ロシアに対する“飴と鞭”で狙う、中東のパワーバランス均衡化。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/v4.html
2013年5月4日土曜日
安倍首相が訪問中のトルコでエルドアン首相が三菱重工・アレバ連合に黒海沿岸シノップの原発建設の排他的交渉権。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_4.html
2013年5月2日木曜日
安倍首相がアラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、日本との原子力協定締結で合意。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/uae.html
2013年5月1日水曜日
安倍首相がサウジアラビアで二国間の“投資協定”に署名。原油安定供給と原発輸出の下地作り。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html
2013年4月30日火曜日
モスクワで行われた安倍・プーチン両首脳による日露首脳会談の要旨。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/blog-post_30.html
2013年6月26日23時10分 読売新聞
電力8社、株主総会で「脱原発」提案を否決
沖縄電力を除く電力会社9社の株主総会が26日開かれた。
このうち、8社で原子力発電所の廃炉や建設計画の白紙撤回など「脱原発」を求める株主提案があったが、すべて否決された。
2012年6月28日木曜日
電力各社の株主総会が一斉に開催され、昨年(2011年)同様に“脱原発”等の株主提案は悉く否決される。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/06/2011.html
2011年06月29日
電力大手の株主総会で、「脱原発」関連の株主提案は全て否決。国民を敵に回した電力会社。
http://surouninja.seesaa.net/article/212467615.html
大手企業の株主総会では、会社側が総会前に安定大株主へ根回ししたり、経営に口出ししないという約束を機関投資家との間で取り交わす事が慣例化しており、株主提案が株主総会の場で採決される事はまずあり得ない。
2011年06月28日
東京電力・中部電力で大荒れの株主総会。国民感情を無視して原発推進の継続を決定。
http://surouninja.seesaa.net/article/212266738.html
株主総会なんてものは経営陣が事前に根回しして過半数を押さえているものだから、こうなることは眼に見えていたわけで、一般人が株主総会に何かを期待するだけ無駄である。
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