名護市長は辺野古埋め立て工事の許可権限を持つため、日本の安全保障にとって重要な市長選となることは言うまでもあるまい。
<名護市長選>末松、稲嶺両氏が届け出 普天間移設争点
毎日新聞 1月12日(日)8時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140112-00000006-mai-pol
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が争点の同県名護市長選が12日告示され、いずれも無所属で、前自民党県議で新人の末松文信氏(65)氏=自民推薦=と、再選を目指す現職の稲嶺進氏(68)=共産、生活、社民、地域政党・沖縄社会大衆推薦=が立候補を届け出た。一騎打ちになる見通し。
ただ、名護市長に工事などの許可権限が在るとはいえ、辺野古埋め立て工事その物を中止させる権限は無い。
辺野古埋め立て 名護市長抵抗表明 市の権限、工事に影響
2014年1月10日 東京新聞 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014011002000137.html
沖縄県名護市の稲嶺進市長は九日の記者会見で、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設に向けた名護市辺野古(へのこ)沿岸部の埋め立て工事について、市長の権限を使って抵抗する考えを示した。国は昨年末、仲井真弘多(なかいまひろかず)知事から、埋め立て承認を得たばかり。地元の市長に「待った」をかける権限はあるのか。
Q 稲嶺氏の考えは。
A 稲嶺氏は辺野古埋め立てについて「工事には市長の権限が必要なことも多い」と言っている。法的に認められた市の権限をできる限り使い、工事に入らせないようにする覚悟だ。
Q 市が権限を使えば、埋め立てを止められるのか。
A 市に工事そのものを中止させる権限はないが、影響を与えることはできる。
稲嶺進現名護市長は、市長の権限を濫用し、漁港の使用やトラックなどの大型車両の市道を使用許可を出さないことで埋立工事の妨害を企んでいるようだが、資金効率を無視すれば、この妨害を回避して埋立工事を進めることは可能である。要するに、稲嶺市長のやろうとしている妨害は、血税の無駄遣いを後押しする行為に他ならないのである。
名護市の歳入は約60%が国と県からの交付金や支出金なわけだが、にも拘らず国や県の政策を妨害するという行為は、名護市長の背任行為とも言えるのではないだろうか。
日本国民の血税が市長の無駄なパフォーマンスに浪費されぬよう、名護市民がまともな市長を選んでくれることを願う。
参考1:
オリバー・ストーンらが辺野古移設に反対。2014年1月9日木曜日
参考:2
普天間:仲井真知事が辺野古埋め立て承認の方針。2013年12月18日水曜日
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