読売新聞 4月19日(金)3時4分配信
TPP全参加国が承認へ…日本、7月に交渉合流
日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加をカナダ、豪州、ニュージーランド(NZ)の3か国が19日に承認する見通しとなった。
これによって、日本の交渉参加が11の交渉参加国すべてから承認されることになる。閣僚会合でも日本の参加を歓迎する声明を出す方向で、日本は7月に予定されている交渉会合から合流する。
このうち、カナダは自動車の関税撤廃時期を米国と同様に先送りすることを求めていたが、今後の2国間の経済連携協定(EPA)交渉で協議を続けることでおおむね合意した。
朝日新聞デジタル 4月18日(木)5時3分配信
TPP交渉、NZ・豪・カナダが条件 「例外なし」要求
【池尻和生、藤田知也】「環太平洋経済連携協定」(TPP)の交渉に参加表明した日本に対し、米国以外の国々も交渉条件を示していることがわかった。農業国のニュージーランドやオーストラリア、カナダが「すべての品目を交渉の対象にする」「高い自由化を実現する」などと求め、カナダは米国のように日本車にかける税金(関税)を残すことも主張している。
此等の三カ国は日本に対し、つい昨日(2013年4月18日)まで「全ての品目を交渉対象にする」ことを要求していたわけだが、今日になって日本の参加を承認したということは、安倍政権がTPP参加に前のめりなことから考えても、日本側が三カ国の要求に屈したことは容易に想像が付くわけである。
2013/04/19-09:28
TPPで決議採択=衆院委 - 時事通信
衆院農林水産委員会は19日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を決断した政府に対し、関税撤廃の対象からコメなど農林水産分野の重要5品目を除外するよう要求する決議を賛成多数で採択した。
衆院委の決議は、自民、民主、公明の3党が共同で提出。生活の党は賛成し、日本維新の会、みんなの両党は反対した。
民意を無視して加速して行くTPP参加路線に、反対派の抵抗も虚しく映る。
俺は多国籍企業中心のTPPには反対だが、日本国民含め先進国の住民は既に多国籍企業の製品に依存した生活を営んでいることから考えても、残念ながら此の流れは止まらないだろう。先進国の住民は意識的ないし無意識的に多国間の経済連携による“世界のフラット化”を望んでいるのである。TPPとは、そんな先進国住民の欲望を満たす枠組みに他ならない。
まぁ異論反論は有るだろうが、低所得者層を無視した“高価なコメや医療保険”だけが例外にされるくらいなら、例外を一切認めない方が日本国民にとっては余程マシだと俺は思うけどな。
仮令(たとえ)日本がTPP参加しなくても、現状の日本の農家の多くは安くて安全な米を作る気など端から無いし、医者も生活保護や老人以外の低所得者層なんぞ端から相手にしていないわけだからね。
日本政府の中途半端なTPP参加で事態が悪化しないことを願わんばかりである。
2013年3月15日金曜日
安倍首相、予想通りの“TPP交渉参加”決定。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/03/tpp_15.html
2013年3月7日木曜日
安倍政権がTPP交渉を意識し、日本の「皆保険制度」を海外に売り込む方針とのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/03/tpp.html
2013年2月1日金曜日
輸入牛肉の規制緩和により、本日(2013年2月1日)から米国産牛肉の流通拡大。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/02/201321.html
輸入牛肉と言えば“BSE問題”ばかりがクローズアップされるが、牛肉に残留する成長ホルモン剤や抗生物質の危険性は余り騒がれない。BSE問題並みに重要で危険な問題であるにも拘わらず。
アメリカの食事:抗生物質・ホルモン剤残留などアメリカ牛肉の実態、動物性脂肪過剰摂取による生活習慣病などを警告。 - 生き方相談
2012年12月5日水曜日
多くの米国民のみならず、米国の国会議員ですら内容を知らないTPP。本当の敵は米政府に非ず。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/12/tpp.html
2012年02月10日
スーパーに並ぶ農産物とグリホサート汚染。人々の健康よりも金儲けを優先する多国籍企業モンサントと其の下僕達。
http://surouninja.seesaa.net/article/251581313.html
RT @richard__99: @tokunagamichio 全て安倍の中国敵視政策の為、国民である漁民の利益を守らない。そしてTPPで農民を守らない、首切り法案「解雇保証金制度で」サラリーマンも守らない。どこの国の首相ですか。貴方は国民を愛してますか。愛してるのは自分だけじゃないですか。
RT @kyoto_nishi: 席を立つべきTPP屈辱交渉/東京大学大学院教授 鈴木宣弘さんに聞く/米国巨大企業の利益のため国の仕組み売り飛ばすのか http://t.co/LOYty9jEAa
RT @nabeteru1Q78: 日本の政治って本当に不思議だよな。「TPP反対」って言って政権についた政党が嘘ついて交渉に参加し、「聖域は守る」とか言ってたのがずるずる後退して、しかもそうなることが一番最初から予言されているのに、政治問題になる様子がない。何なの?政治自体が壮大な出来レースなの?
悲しいかな、市場に大量に農作物を卸す様な農家達は現状でさえ、モンサント由来の農薬や種子(販社名や製品名は違うが)を使い捲っているという現実。まぁ牛の成長ホルモン剤に関しては日本では今のところ禁止されている様だがね。
そうやって生産された野菜を消費するかしないかは当然に消費者次第なわけだが、消費者の多くは其れでも良い(若しくは仕方無い)と思って“毒野菜”を購入しているわけである。
まぁ自ら食料を生産する努力もせず、日がな一日刺身タンポポなシゴトで時間を潰しておきながら、他力本願で安全な食品を入手出来ると思う方が無理が有るというものである。食を他人に委ねるということは、詰まりそういうことなのである。
アベノミクスだかなんだか知らないが、サバイバル時代を生き抜くためには、非生産的な刺身タンポポシゴトなんぞに現(うつつ)を抜かしてる場合では無いのである。
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