現在フロリダに多く住む在米キューバ人は反カストロで親・共和党。
ジェブ・ブッシュのフロリダに反米系キューバ人を移住させブッシュ支持層希薄化がオバマの狙いだろう。
2014年12月18日
米キューバ国交正常化へ:米国民に牙剥くオバマ
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— スロウ忍 (@surouninja) 2014, 12月 19
現在フロリダに集中するキューバ系移民は、その殆どが反カストロ(反共)であり、米共和党の支持層でもある。
次の米大統領選では、共和党から元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏が出馬する可能性が濃厚となっているわけだが、その場合、上記のようなヒスパニック系米国人(特にキューバ系)が彼の重要な票田となることは言うまでもない。
参考:
2014年4月7日月曜日
米共和党:不法移民にも寛容なジェブ・ブッシュ氏。
過去の米大統領選を見ても分かる通り、米大統領選ではフロリダ州を制したものが米大統領の座を射止める傾向にあり、フロリダ州は米大統領選の明暗を分ける非常に重要な選挙区なのである。ちなみに1980年以降、フロリダで敗北して勝利できたのは、ビル・クリントン大統領のみである。
オバマ政権の失政で貴重な票田を失いつつ在る米民主党はおそらく、「米キューバ国交正常化」と「移民制度改革」のコンボでフロリダにアカい移民票を増やし、共和党候補の足を引っ張ることを狙っているのだろう。
ところで、今年8月に起きた「ファーガソン黒人青年射殺事件」では、米民主党がメディアを使って「黒人の被差別意識」を煽り政治的PRに利用していたことが明らかになっていることからも分かる通り、米民主党による選挙キャンペーン活動はすでに始まっているのである。
参考:
2014年11月27日木曜日
黒人青年射殺事件:オバマが切った黒人差別カード。
だが、「被差別意識を煽って逆差別を貪る」という、戦後の似非リベラルが得意としてきたスタイルは、もはや時代遅れとなっているのではないかと個人的には考えている。
参考:
2014年12月19日金曜日
米中間選挙:米共和党の戦後最多議席が意味するもの。
米大統領選2016に向けて蠢動する米民主党。彼らの“差別意識”を利用した伝統的な政治的PR手法は、果たして次の大統領選においても通用するのだろうか。
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