引用元:ロイター
「不均衡蓄積の証拠ない」─減額提案めぐり激論=日銀議事要旨
2015年 05月 8日 10:41 JST
[8日 ロイター] - 日銀が8日公表した議事要旨によると、4月7─8日に開かれた金融政策決定会合では、木内登英委員による資産買い入れの規模縮小提案に対して、「政策効果を減殺する可能性がある」など多くの反論が出ていたことが明らかになった。
<買い入れ減額、政策効果減殺の可能性>
木内委員はこの会合で、国債買い入れのペースを現在の年間80兆円(残高ベース)から45兆円に減額するのを柱とした緩和縮小を提案し、反対多数で否決された。
日銀政策委員の面子を見れば、現在の日銀政策が如何に綱渡り状態であるかがよく分かる。
引用元:大学では教えられない歴史講義 - 倉山満の砦
追加緩和に関して、日銀政策決定員会の賛否内訳。
賛成
黒田 東彦 総裁 ・・・黒田バズーカの張本人。
岩田規久男 副総裁・・・リフレ派筆頭。
中曽 宏 副総裁・・・日銀プロパー。
宮尾 龍造 委員・・・学者出身。
白井さゆり 委員・・・元デフレの女王、現リフレ派。
本当のリフレ派は岩田、黒田のみ。
黒田さんが財務省増税派的発言を繰り返した真意は、WBSで本人が語っていた。
宮尾は白川時代から、時々正しいことを主張していた。
白井は、デフレとリフレの区別がついているかどうか怪しいが、しかし風を見抜く嗅覚は超一流。
反対
森本 宜久 委員・・・東京電力。
石田 浩二 委員・・・住友銀行。
佐藤 健裕 委員・・・モルガンスタンレー銀行。
木内 登英 委員・・・野村総合研究所。
森本、石田は今でも日銀プロパーに忠誠を誓っている。
佐藤、木内は、カクリコンこと河野竜太郎を撃墜した時に委員入り。しかし、実態は白川の隠し玉。
しかも木内は、毎月の政策決定会合で「バズーカを止めろ」と主張する、デフレ原理主義者。
というか、日銀プロパーの鉄砲玉。
つまり、日銀プロパーの中曽の一票で、薄氷の上に金融緩和が維持されている。
日銀は今の安倍政権に歯向かうのは時期尚早と見ているので今回の緩和に賛成したが、
完全にレイムダックになったらいつでもトドメを刺すつもりなのは明らか。
現在の日銀政策委員はメンバーが少し変わり、上記引用の宮尾龍造氏に替わってリフレ派の原田泰氏が入っている。だが、日銀バズーカ反対派の4人(森本、石田、佐藤、木内)は今も健在であり、彼らは今もアベノミクスに反対の姿勢を示している。
日銀プロパーは伝統的にデフレ派が多いわけだが、
引用元:週刊文春
日銀総裁ポストに
財務OBが座るとバブルになる歴史
2013.01.10 07:01
昨年末来の株高で市場は賑わいを取り戻したが、市場関係者の関心は、4月の日銀総裁人事でもちきりだ。
麻生太郎副総理・財務・金融相は4日、「バック(出身母体)が悪いから駄目だということはない」と、財務省OBも排除しない考えを示した。この発言について「少なくとも日銀プロパーは御免だというメッセージ」(日銀関係者)との見方が広がっている。
そのような日銀プロパーの中でも珍しくリフレ派の中曽委員が“日銀バズーカ”に賛成してくれているからこそ、現在の量的金融緩和は辛うじて維持されているという状態なのだ。
アベノミクスで乗ってきている日本経済をこのまま良い方向へ向わせるためには、今後は日銀政策委員会から不確定要素、つまりデフレ派メンバーを確実に排除する必要はあろう。
任期5年の日銀政策委員の中で森本宜久氏(菅内閣で任命されたデフレ派)がまもなく2015年6月30日で任期満了となるわけだが、安倍政権としては彼をリフレ派の新メンバーと入れ替えることができれば、日本経済の大きな障害の一つが取り除かれることになるわけである。薄氷を踏むような状態の日銀政策決定会合も、少しは余裕のある会合になるはずだ。
だが、日銀委員は、衆議院・参議院の同意を経て内閣が任命する、国会同意人事である。未だに反日勢力が跋扈する参議院では、必ずしも安倍政権の思う委員を任命できるとは限らない。日銀を本当に安定運営させるためには、やはり参議院から反日勢力を“完全除鮮”する必要があるのだ。来夏の参院選は、日銀の安定運営ひいては日本経済の安定運営にも繋がる、非常に重要なイベントなのである。来夏の参院選での除鮮に成功すれば、日銀バズーカの後ろ盾でアベノミクスは更に前進し、それにより安倍政権も間違いなく長期安定化するだろう。
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