2014年1月6日月曜日

自爆テロ:プーチン大統領がサウジアラビア関与と断定。

https://surouninja.blogspot.com/2014/01/russia-conclude-that-the-terrorism-in-volgograd-was-the-work-of-saudi-arabia.html
ロシアプーチン大統領は、先月29日(2013年12月29日)にボルゴグラードで発生したイスラム過激派による自爆テロについて、サウジアラビアが関与していると断定したようである。

ロシア大統領、「サウジをテロのリストに」

2014/01/05(日曜) 23:31 イランラジオ
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/42467

ロシアのプーチン大統領が、ボルゴグラードでの爆破テロに関連し、国連安保理に対して、緊急会合の中で、サウジアラビアをテロのリストに加えるよう検討することを求めました。

ナフレイン通信によりますと、プーチン大統領は、ロシア南部のボルゴグラードの爆破テロでのアルカイダの措置にすぐに対処すると警告を発し、「この爆破テロは調査を必要としない。なぜならシリア、イラク、レバノンで起こった爆破と同種のものだからだ」と述べました。
ロシアの政府は、「サウジアラビアがボルゴグラードの爆破に関与したことは証明されている」と述べています。

サウジアラビアが関与した証拠として、プーチン大統領は、今回の爆破がシリアやイラク、レバノンで起こったものと同種であることや、先日のサウジ情報機関トップのバンダル王子との会談を挙げている。(参考:サウジアラビア:米国の“弱腰”中東外交に苛立つバンダル王子。2013年10月24日木曜日)

当ブログで予想している通り、ロシアは今後、オバマ“親共”政権と共闘し、米国が過去に世界中に設置した反共組織を排除する動きに出る心算ではないだろうか。(参考:次の「テロとの戦い」はグローバリスト目線。2013年12月30日月曜日)

オバマ政権が以前に構想していた、所謂“G2構想”は、状況の変化に合わせて、“米中G2”から“米露G2”へとシフトした可能性も考えられよう。(参考:中東地域をロシアに委譲する米国。2013年11月7日木曜日)

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