これを受けて甘利明TPP担当相は昨日(2015年6月24日)、TPP交渉参加国で閣僚会合について、来月7月中にも開催し同月中の合意も可能との見方を示したようである。
引用元:産経
2015.6.24 22:54更新
甘利担当相、TPP「来月合意可能」 米TPA法成立の公算
【ワシントン=小雲規生】米上院は24日(日本時間25日)、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の合意に不可欠とされる米国の「貿易促進権限(TPA)法案」を採決、週内にも成立する公算が大きくなった。甘利明TPP担当相は24日、東京都内で記者団に対し、日米などTPP交渉参加12カ国による閣僚会合に関して「7月中に開き、合意が可能だ」でとの見方を示した。
参加12カ国はTPA法の成立を待って、7月中に閣僚会合を開く方向で調整に入るとみられる。甘利氏は会見で「(閣僚会合が)8月以降にずれ込むことは全く想定していない」との見方を示した。
参考:
2015年5月23日土曜日
TPA法案が休会入り直前で米上院を通過、TPP年内合意も有り得るか
2015年5月14日木曜日
TPP:米上院TPA動議に米民主党が一転譲歩、再採決へ
2015年5月13日水曜日
米上院でTPA動議否決、TPP妥結遅れる可能性
TPP交渉もいよいよ佳境に近付づいてきたようである。
このままTPA法案が無事に米議会で成立しオバマ大統領が最後の署名をすれば、TPP合意に向けて交渉がやっとまともに動き出すことになるだろう。
ただ最終的なTPP妥結のスケジュールが当ブログでの予想(2015年末までにTPP妥結)通りに行くかどうかは不明である。なぜなら米大統領選挙戦スタートの関係でギリギリと見られていた従来のスケジュール(5月末までの閣僚会合実施)を既に2ヶ月も押してしまっているからだ。
参考:
2015年2月20日金曜日
TPP交渉妥結は2015年末か。
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