2014年11月1日土曜日

「Androidの父」退社とグーグルのリスク回避。

http://surouninja.blogspot.com/2014/11/Google-to-migrate-from-Android-to-Chrome-for-security-risk-avoidance.html
Androidの父アンディ・ルービン氏が米グーグル社を退社するとのことである。

http://www.gizmodo.jp/2014/10/android_74.html
Androidの生みの親アンディ・ルービン氏、グーグルを去る
2014.10.31 13:30

Androidの生みの親であるアンディ・ルービン氏がグーグルを去ることがわかりました。ネタ元のウォール・ストリート・ジャーナル紙が先に報道しましたが、その後グーグルが内容を認める形で発表。ルービン氏は、今後ハードウェア関連のスタートアップを起業するのだとか。

この動きは、昨年3月頃に同社が、Android事業の統括をルービン氏からピチャイ氏へ移譲した辺りから既定路線だったと考えられよう。

参考:
http://japan.zdnet.com/cio/sp_12mikunitaiyoh/35029563/3/
グーグル幹部も「大掃除」--経営者ラリー・ペイジのしたたかさ - (page 3)
三国大洋 2013年03月15日 14時38分

グーグルにはそれよりもっと大きな経営戦略上の課題がある。

 いよいよ存在感と勢力を増すAndroidとChromeとの利害衝突という懸念だ。

 勝手な推論(極論)を言えば、ペイジにとっては「すべての計算処理をクラウド上——グーグル・クラスターという『ひとつのコンピュータ』上で行う」というのが理想像なのかもしれない。その方が効率が良く、アプリベースのAndroid端末というのは、あくまで通信インフラが未完成な段階での暫定的な対処策に過ぎないのかもしれない。

 そしてまた、外部環境がどんどん「ポストPC」時代に向かって進んでいるなかで、ルービンがAndroid事業を「自分の縄張り」として押さえ続けていては、ペイジとしては何かとやりにくい。

 そう考えると、ペイジの意をくむピチャイがChromeとAndroidの両方を見た方が何かと都合がいい。

参考:
http://jp.techcrunch.com/2014/10/27/20141024sundar-pichais-ascension-at-google-could-herald-new-platform-unification/
スンダル・ピチャイの昇格で、Googleのプラットフォーム統一化は進むのか
Alex Wilhelm
2014年10月27日

これは驚くべき権力委譲である。GoogleのCEO Larry Pageは、様々な中核プロジェクトの作戦参謀としての役割を、副官のSundar Pichaiに譲り渡す。著名なGoogle幹部のひとりであるPichaiは、既に指揮をとっているChromeブラウザー、Chrome OS、Google AppsおよびAndroidに加えて、Google+、検索、マップ、インフラストラクチャー、および広告を彼のポートフォリオに加える。

Android事業といえば、昨年8月には、同社のAndroid部門のカリスマと呼ばれたヒューゴ・バラ氏も退社しており、同氏はその後、中国スマホ大手「小米」(Xiaomi=シャオミ)に移っている。

参考:
2013年8月29日木曜日
米Google社のAndroid部門のカリスマ、ヒューゴ・バラ氏が退職したとのことだが。

この流れから見えてくるのは、以前から予想している通り、グーグルは将来的には自社製品のOSをAndroid OSからChrome OSへと移行させるだろう、ということである。合理性から考えれば、其れが自然の流れである。勿論、そのような移行は、ユーザには見えない形でさり気なく実行されていくだろう。

参考:
2014年1月30日木曜日
レッドオーシャンから距離を置く米グーグル。
2013年11月1日金曜日
米グーグルはAndroid事業を切り捨てるべし。
2013年10月1日火曜日
次世代OS世界大戦。
2013年8月14日水曜日
米オラクル社によるJava特許訴訟は米グーグル社を進化させるだろう。

グーグルがAndroidから少しづつフェードアウトする一方で、今後はグーグルに替わり、シャオミがAndroidをブラッシュアップして行くかもしれない。だが、シャオミが中華系企業である以上、同社のAndroid端末が中共の工作ツールとして流用される可能性は排除しきれない。

実際、中国版グーグルとも云われるBaiduは、最近こんなことをやらかしているし、

参考:
2013年12月26日木曜日
日本語入力:Baiduが入力文字を無断で収集。

ある特定のAndroid端末では、以下のような極めて怪しい挙動も見られる。

参考:
http://smhn.info/201410-xperia-spyware
Xperiaに中国のスパイウェア混入疑惑?
掲載日時: 2014/10/29(水) 10:51 文: きもば

 Android 4.4.2または4.4.4 KitKatのファームウェアを搭載するXperiaにおいて、内部ストレージに「Baidu(百度:中国のWebサービスを展開する企業)フォルダ」が生成される現象が確認され、海外フォーラムではスパイウェアではないかと話題となっています。
 このMy Xperiaが、中国のサーバーに通信をしている疑惑も浮上しています。以下はその様子を収めたもの。北京に通信を行っていますが、何が送られているのかは不明。

このような危険性からいち早く距離を置こうとしているグーグルはとても賢明である。同社のような賢明さは今、末端ユーザにも求められていることである。

とはいえ、単純にAndroid端末からiOS端末にすれば安全だろう、という単純な話でもなさそうである。貴方がスマートデバイスに支払ったお金の使われ方やセキュリティを気にするなら、アップル社の背後関係もきちんと知っておく必要があろう。親中派民主党のアカい有力者が大株主兼取締役を務めるアップル社を一体どこまで信用してよいのか、という問題もあるのだ。

参考:
2014年3月5日水曜日
米アップル:株主よりもオバマの利益。
2014年2月17日月曜日
地球温暖化問題と米民主党政権。
2014年1月29日水曜日
米民主党と一蓮托生の米アップル社。

同盟国の企業を信用するのは基本だが、それが親中派企業である場合はその限りではない。

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