野中氏「危険で偏った政治」 安倍政権を批判
共同通信デジタル 2014年2月19日(水)21時43分配信
http://news.nicovideo.jp/watch/nw957952
野中広務元官房長官は19日、参院の統治機構調査会に参考人として出席し、安倍晋三首相の政権運営を「議会制民主主義が相当に危険な状態だ」と批判した。集団的自衛権の行使容認を検討する政権の有識者懇談会について「偏ったブレーンを集めている」と指摘した。
首相が集団的自衛権の行使容認をめぐる憲法解釈に関し「私が責任を持っている」と国会で答弁したことに対しては「非常に誤った道を歩みつつある。内閣は自分たちの行動に高揚している」と非難した。
野中広務といえば、大陸系の反日勢力が多く、共産党が異様に強かった京都府でのし上がった人物であり、逆差別利権の親玉とも謂える存在である。
言うまでもないが、しんぶん赤旗や朝日新聞が散々持て囃してきた人物でもある。
野中は、1994年に自社さ連立による村山内閣で自治大臣・国家公安委員長として初入閣、オウム地下鉄サリン事件発生当時の自治大臣・国家公安委員長でもあった。オウムのテロ事件は国内政治家の手招きなしには成し得なかった筈だと個人的に考えているが、こういう人間が当時の公安当局を司る立場に居れば、何が起きても不思議ではない。
野中は事あるごとに“日本の右傾化”を憂いておきながら、中国共産党政権の異常なまでの軍拡やファシズムについては一切スルーする、典型的な似非平和主義者である。スルーするだけならまだしも、わざわざ北京まで中共幹部に御注進しに行くような、一体どっちを向いて政治を行ってきたのか分からない人物である。
参考:
2013年6月5日水曜日
野中広務による尖閣棚上げ発言。中国包囲網が完成に近付く中、絶妙なタイミングで中国共産党をアシスト。
参院の統治機構調査会はなぜ、既に政界を引退しているにも拘わらず、このような似非平和主義者をわざわざ参考人として出席させたのかだろうか。どうにも腑に落ちないが、若しかすると、これが今の参院内部の状態を表しているのかも知れない。
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