これによりポルトガルで政権交代が起きる可能性が高まっているようである。
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20151111/Kyodo_BR_MN2015111101000635.html
ポルトガル政権交代も 事実上の不信任
共同通信 2015年11月11日 05時39分 (2015年11月11日 05時42分 更新)
【ロンドン共同】ポルトガル国会で10日、コエリョ政権が示した今後4年間の政策方針承認をめぐる採決が行われ、過半数を占める野党連合の反対で否決された。コエリョ首相は10月の総選挙を受けて続投が決まったばかり。今回の否決は事実上の不信任で政権交代の可能性も出てきた。
ロイター通信などによると、総選挙を実施した直後のため、当面は解散総選挙は法的に不可能。首相指名権を持つカバコシルバ大統領は、新首相指名のため各政党に意見を募る手続きに入る。コエリョ氏が進めてきた財政改革の停滞、政治の混乱は必至の情勢だ。
ポルトガルは社会党と社会民主党が二大政党となっているわけだが、もし政権交代となれば左派の社会党が政権を担うようになるだろう。もし社会党政権が誕生すれば、ポルトガルの赤化は免れないだろう。社会党については以前から旧共産党などの極左政党と手を組む可能性が指摘されている。
このまま社会党政権が樹立されれば、ただでさえ奮わないポルトガル経済は更に深刻化するだろう。
それなりに身動きの取れる富裕層ポルトガル国民は目下、ポルトガルを捨てて旧植民地のモザンビークなどへの移民しているわけだが、この動きが今後は更に加速するものと思われる。これによりポルトガルの全体的な民度は更に低下し、政治・経済も増々混迷を深めることになるだろう。
ポルトガルが今後「第二のギリシャ化」することが今から容易に想像が付く。
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