NTTドコモ、米テスラの電気自動車に通信モジュール提供
2014年 06月 10日 19:40 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0EL0XI20140610
[東京 10日 ロイター] - NTTドコモ(9437.T: 株価, ニュース, レポート)は10日、米テスラ・モーターズ(TSLA.O: 株価, 企業情報, レポート)が今夏以降に国内で納車する電気自動車「モデルS」にドコモの機器間(M2M)通信プラットフォームとデータ通信回線を提供すると発表した。
NTTドコモといえば、投資家たちのカネをドブに捨てるような残念な経営戦略がどうしても目に付くわけだが、
参考:
2014年4月25日金曜日
ドコモ:失敗すべくして失敗する海外投資。
2014年1月16日木曜日
NTTドコモ:Tizen搭載スマホ発表を再延期。
2013年12月10日火曜日
NTTドコモ:将来性なき海外戦略。
今後はそのような事業をサクッと切り捨てて、スマートカーなどといった“スマートデバイス”への通信インフラと通信モジュール提供にリソースを集中させるべきだろう。つまり、ドコモは土管屋に徹するべきだということである。
ロボット以下の対応しかできない店員が配置された携帯ショップなんぞもはや経営リソースの無駄でしかないし、
参考:
2014年6月5日木曜日
ロボット型人間よりもヒト型ロボット。
そもそも端末販売自体が今どき時代遅れであると言わざるを得ない。
やはり今後は、販売・集金・顧客サポートなどといった面倒な事業は全てMVNO業者などにアウトソーシングし、通信キャリアはインフラの提供だけに専念すべきなのである。実際、ドコモはその方向で動きつつあり、その部分だけを見ると素直に評価できる部分もなくはない。まぁ、尻の重たいドコモのことだから、総務省に尻を叩かれてようやく動き出しただけかも知れないが、そこは結果オーライと謂えよう。
参考:
2014年4月23日水曜日
SIMロック解除から始まるイノベーション。
何れにしても、“通信キャリアとスマホ”という1:1な関係も今後は、“通信キャリアとスマートデバイス全般”という、1:nの関係に変遷していくことは間違いないだろう。
当然この潮流にスマホのコモディティ化の波も合流し、スマホや携帯電話などといった“非実働デバイス”メーカーの多くは撤退を余儀なくされるだろう、一方で、自動車や家電、ロボットといった“実働デバイス”のメーカーには追い風が吹くことが予想される。そして、この流れの中で通信キャリアは、徹底的に経費の無駄を削ぎ落とし、スマートデバイスの中だけで“小さく控えめに”生きて行かざるを得なくなるだろう。無論、それができない通信キャリアは、日本経済のオープン化の過程で競争に晒されて自然淘汰されて逝くしかあるまい。
とはいえ、今後SIM一枚辺りで見た通信キャリアの売上(通信料)は減ったとしても、今後予想される多種多様なスマートデバイスの出現に合わせてSIM発行枚数は増加することで、薄利多売な商売は十分に成り立つものと見ている。
とにかく、今後は「如何に無駄を省いて土管屋に徹することができるか」が通信キャリアにとっての生存の鍵になるのではないかと思われる。少なくとも、情弱爺婆相手のボッタクリ携帯販売や大陸OSの開発なんぞにリソースを割いている場合では無い筈である。
関連:
2014年5月24日土曜日
リチウムイオン電池でFCV時代を乗り切る米テスラとパナソニック。
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