15.07.2013, 00:13
イスラエル ロシア製ミサイル殲滅のためシリア領を攻撃 - ロシアの声
イスラエルは、シリア領内の施設を攻撃するため最新鋭潜水艦を初めて使用した。14日、英国の新聞「サンデータイムス」が報じたところでは、7月5日未明「ドルフィン」級潜水艦から、中距離巡航ミサイルを発射、地中海に面するシリアの港町ラタキヤ地区にある軍事倉庫を攻撃した。
新聞報道によれば「標的となったのは、ロシアがシリア軍に供与した対艦ミサイル『ヤホント』で、イスラエル軍の攻撃は、あらゆる事から考えて、米国との緊密な調整のうえで行われたもようだ」。
2013年5月28日 15時16分
シリアに武器を供与し続けるロシア その背景は? - 小泉 悠
ロシアとシリアは2007年から2010年にかけて合計数十億ドル規模と言われる大規模武器輸出契約を結んだ。この中には軍用機の新規売却や既存のロシア製軍用機に対する近代化改修、防空システムや長距離対艦ミサイルの売却などが含まれていたが、内戦の激化によって戦闘機などの供与は停止されたようだ。
だが、ロシアは「防衛的兵器であれば供与も問題は無い」との立場を取っており、数種類の武器供与は行っている。
ロシアからシリアへの武器供与
その第一が、「バスチョン」対艦ミサイル・システムだ。「バスチョン」は移動式ランチャーから「ヤホント」超音速対艦ミサイルを発射できるシステムで、まだロシア軍でもまだ一部にしか配備されていない。発射される「ヤホント」ミサイルは超低空をマッハ2という高速で飛行する性能を持ち、射程は最大で300km(超低空飛行の場合は120km)に及ぶ。
ロシア側の報道によると、少なくとも2011年末(つまり内戦勃発以降)からシリア軍への供与が実際に始まっているとされ、最終的に36発分のヤホントとその発射システムが供与される予定であると伝えられる。これだけのまとまった数となれば、取りざたされている軍事介入に対する強力な牽制球となろう。
2013/05/19 15:01更新
露、シリアにミサイル供与 プーチン政権、発言力強化へ - IZA!
シリアへの武器供与をめぐっては、ロシア製の高性能対空ミサイルシステム「S300」が輸出されたと報じられたばかり。ロシアは従来、「武器輸出は過去の契約に基づくもので、国際法に違反していない」と主張しており、「ヤホント」供与についても米国などの非難は受け入れないとみられる。
武器供与を続行することでシリアへの軍事介入を物理的にも困難にしている形だ。
シリアは中東地域で最大のロシア製武器購入国であり、旧ソ連圏を除いて唯一の露海軍基地を擁する“橋頭堡(きょうとうほ)”でもある。プーチン政権は2011年、やはり友好国だったリビアのカダフィ政権が欧米の軍事介入で崩壊したことを“重大な敗北”と考えており、同様のシナリオでシリア・アサド政権を喪失する事態を阻止しようと躍起だ。
此れまで米英によるシリア軍事介入の抑止力となっていた対艦ミサイル「ヤホント」だが、今回のイスラエルのミサイル攻撃は、米英による軍事介入の狼煙となるかも知れない。
其れと同時に、シリアへの武器供与を「過去の契約を履行しているだけ」と訴えて来たロシアのプーチン大統領としても、此れが米国との協調路線を現実化するために“妥協”する切っ掛けとなるのではないかな。
岩上安身 @iwakamiyasumi (東京都 / Tokyo, Japan)
それが事実なら、ロシアは黙っていないはず。 RT @rolelei: 『シリアへの侵略』イスラエル ロシア製ミサイル殲滅のためシリア領を攻撃シリアの港町ラタキヤ地区にある軍事倉庫を攻撃http://t.co/RCKjSFGQPq ロシアラジオ
今回のミサイル攻撃について、恐らくイスラエルはロシア側に“事前のお伺い”を立ててるだろうから、此れでロシアが動くということは先ず無いだろうと俺は見ている。
2013年7月13日土曜日
イスラエルが大幅に戦力見直しを計画。中東情勢安定化の兆し。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/blog-post_13.html
2013年5月8日水曜日
ケリー米国務長官がモスクワでプーチン大統領と会談。シリア・アサド政権崩壊後の青写真を共有か。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_8.html
2012年7月
シリア問題をめぐるロシアとイスラエルの立場 - Foreign Affairs Report
アサドはモスクワの傀儡ではない。モスクワからの指令で動いているわけではない。シリアは、すでにロシアからの(武器)輸出への支払いを数カ月にわたって滞らせており、この意味では、ロシアにとってシリアは信頼できる貿易相手ではなくなっている。さらに、シリアは、ロシアにとってアメリカとの関係だけでなく、ロシアとアラブ諸国、イスラエルとの関係においても大きな障害物となっている。経済的にみれば、ロシアにとって、これらの国のほうが、シリアよりもはるかに重要だ。
3.06.2012, 17:59
ドイツがイスラエルに供給する潜水艦 核兵器を搭載可能 - ロシアの声
ドイツの週刊紙 Der Spiegel は独自調査の結果を3日発表し、ドイツがイスラエルに供給するデルフィン級潜水艦は核兵器の搭載が可能であることを明らかにした。
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は一貫して、イスラエルに供給される潜水艦には核兵器搭載能力がないという立場を貫いている。
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