2013/7/2 11:57
エジプト大統領、軍の要求を拒否 対立先鋭化へ - 日経新聞
【カイロ=押野真也】エジプトの大統領府は2日未明(日本時間同日午前)に声明を発表し、48時間以内に大規模デモなど国内の混乱の解消に向けた打開策の提示を求めた軍の要求を事実上拒否した。軍は期限を過ぎれば自らが主導して打開策を模索するとしており、政権側と軍との対立が先鋭化する可能性が高まってきた。
2013年7月1日月曜日
トルコに続き、エジプトでも世俗派による大規模な反政府デモが発生している様だが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html
ムルシ大統領の首元には“米傀儡のエジプト軍”と軍の介入を支持する“世俗派”というナイフが突き付けられている状態であり、此等はムルシ政権を操縦するのに十分である。いざとなればムルシ政権は軍事クーデターであっさりと転覆させられることになるだろう。
まぁ俺が予想していた通り、エジプトの“軍事クーデター勃発”は時間の問題だろうな。
今後軍部が動けば、ムバラク前大統領の残党勢力も復活し、最終的にはエジプトが再び親米国家となると見ている。ムバラク政権最後の首相、アフマド・シャフィクが軍部の支援の下で再び政権を握るかも知れない。
2012年5月29日 田中 宇
エジプトがムバラク時代に戻るかも
シャフィクは40年間、ムバラクの忠実な部下としての人生を送ってきた。彼は今回の大統領選挙に際しても、ムバラクを公然と支持し、ムバラクを追放した民衆革命の意志を受け継ぐと言いつつも、ムバラクは自分にとって模範となる存在だと述べている。
シャフィクは、在エジプト米国商工会議所での演説会で「同胞団は秘密の武装勢力を持っている。私が大統領になったら、彼らを武力で厳しく弾圧する」という趣旨の発言を行い、それを聞いた聴衆の米国財界人らから喝采を受けている。シャフィクは「革命を継承する」という選挙公約と裏腹に、ムバラクの独裁を倒した昨年来の革命に真っ向から反対している。エジプト軍はこっそり彼を支持しているとされ、内務省が軍人に9万枚のIDカードを発給し、軍人がシャフィクに投票できるようにしたという話も出ている。
2013年4月2日火曜日
外貨準備高が“危機的水準”にあるエジプトに狙いを定めるIMFと多国籍企業。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/imf.html
此の国は人口が順調に伸びている上に、35歳以下の若年層が非常に多く、労働力供給過剰状態(高失業率)であるため、安価な労働力を求める多国籍企業にとっては余りにも美味しい市場だからである。
「ムルシ政権崩壊後、エジプトは再び親米国家へと回帰し、其れと同時に自由主義的政策が次々と実施され、大挙して押しかけてきた多国籍企業が見せ掛けの景気を浮揚させる」という脚本が既に用意されているんじゃないかね。
親米政権が倒されて以降デモ参加者に日当手当を支払って前政権側が度々新政権の足を引っ張ってるけど、同時にモルシ支持側のデモは400万人以上なのにそっちの数字は米メディアの意図で公表されない。報道の印象操作です。:反大統領デモ、100万人規模に=全土で退陣要求-衝突で死傷者・エジプト
— フィフィ (@FIFI_Egypt) July 1, 2013
スライドショー:エジプトの反大統領派、モルシ大統領を支持するムスリム同胞団本部を焼き討ち http://t.co/5k25B5ns12 pic.twitter.com/86GFNCMBiq
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) July 2, 2013
エジプト軍は「全ての政治勢力が48時間以内に市民の要求を満たさなければ、軍が未来へのロードマップ(行程表)を提示する」とのテレビ声明を発表。モルシー大統領に事実上退陣要求。エジプト民主化の逆流現象はいよいよ危機的な段階に差し掛かった。http://t.co/9Zt4TfgnVA
— 高林 敏之 (@TTsaharawi) July 2, 2013
つい最近エジプトから帰国しましたが、私が出国前は軍が大統領か反政府側のどちらにつくか決めかねていたのですが、今日の最新情報では反政府側についたようで、もし大統領が辞任しなければクーデターまたは軍管理の臨時内閣を作って政治の立て直しをするようです。結局行き着くところは軍なんですね。
— 吉村作治 (@SakujiYoshimura) July 2, 2013
エジプト軍は初めから反ムルシだから(プ
ムルシ大統領が予定していた夜の記者会見は中止されました。ムルシは軍の声明にどう対応するのか。もし、エジプトの民主主義を大切だと思うなら、軍の政治介入を阻止するために、大統領を辞任し、新たな選挙を実施し、民意を問う選択肢もある。そうすればムルシの株もあがるだろうが、それは夢かなあ。
— 川上泰徳 (@kawakami_yasu) July 1, 2013
反政府デモが拡大するエジプトで、軍がムルシ政権に対し48時間以内に政治的解決策が提示できない場合、軍が「未来への道筋」を提示するとクーデターへ最後通告を発表した件で、大統領府側は軍側の通告をこの発表で初めて知ったとNBC記者。 http://t.co/tnXnZaizTs
— deepthroat (@gloomynews) July 1, 2013
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