同暫定政権の閣僚は世俗・リベラル勢力からのみ登用され、結局イスラム勢力は完全に排除された様である。
朝日新聞デジタル 7月17日(水)1時18分配信
エジプト暫定内閣が発足 外相は元駐日大使のファハミ氏
【カイロ=北川学】イスラム系のムルシ前政権がクーデターで崩壊したエジプトで、ベブラウィ首相を首班とする暫定内閣が16日、発足した。閣僚は世俗・リベラル派から登用され、イスラム色は排除された。新閣僚は同日、マンスール暫定大統領に就任宣誓した。
主要閣僚のうち、外相には駐日大使と駐米大使を歴任したファハミ氏が就任した。外交担当のエルバラダイ副大統領とともに外交を担う。
また、新外相に駐日大使と駐米大使を歴任したファハミ氏が就任するなど、“世界マネーの潮流”(新興国から先進国、特に米国や日本へのマネー還流)を意識した人事となっている。
グローバル勢力寄りのエルバラダイ新副大統領と米英勢力寄りのファハミ外相という人選から判断するに、エジプト経済は今後、“グローバル化”と“米英化”がバランスを取りながら進行していくと予想される。
イスラム勢力が完全に排除された分、ムバラク政権時代よりも経済システムの米英化の度合いは大きいかも知れない。
2013年7月10日水曜日
ムルシ“ムスリム”政権が崩壊したエジプトに対し、UAEとサウジが巨額の財政支援を表明したとのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/uae.html
2013年7月7日日曜日
エジプトの世俗派野党「救国共同戦線」がエルバラダイ前IAEA事務局長の首相就任を発表。米英傀儡政権の再成立に一石を投じるか。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/iaea.html
2013年7月4日木曜日
案の定、エジプトで軍事クーデターが勃発。ムルシ“ムスリム同胞団”政権は僅か1年で崩壊。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/1.html
2013年7月2日火曜日
国内の混乱の解消に向けた打開策提示を求めるエジプト軍の要求をムルシ大統領が拒否。矢張り軍事クーデターは近そうだね。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/blog-post_2.html
2013年7月1日月曜日
トルコに続き、エジプトでも世俗派による大規模な反政府デモが発生している様だが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html
2013年4月2日火曜日
外貨準備高が“危機的水準”にあるエジプトに狙いを定めるIMFと多国籍企業。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/imf.html
渡部陽一 @yoichiomar
こんにちは、戦場カメラマンの渡部陽一です。激動が続くエジプト情勢。イスラム同胞団出身のムルシ元大統領に対して、反政府デモ隊への発砲や殺害、スパイ行為などの罪での取り調べが始まりました。疑心暗鬼がエジプト国内を覆ってます。
フィフィ @FIFI_Egypt
エジプト軍は米国をATMとして利用するため暫定政権を米国寄りの人選で固めご機嫌をとってみせる。イスラエルの手前エジプト軍を手中に収めたい米国。皮肉なものでエジプト軍を肥大させたのも米国。クーデターを賞賛する事もできず、エジプト軍からの要求を拒む事もできず、窮地に。国民そっちのけ。
今回は“米国寄りの人選”というよりも、“米英寄り+グローバリスト寄りの人選”ではないかな。此の違いは俺の中では可也大きい。“カルト保守”を切り捨てて右手と左手がバランスを取った政権。其れが今のエジプト暫定政権である。ただ今後は此の二つの勢力が互いに鎬を削ると見ている。まぁ此等二つの勢力の何時ものお決まり統治パターンである。以前にも述べたが、戦後日本も此のパターンの典型例である。
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