ロイター 7月12日(金)7時27分配信
G20は明確な金融政策を支持=ロシア財務相
[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアのシルアノフ財務相は11日、19─20日にモスクワで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前にロイターのインタビューに応え、G20は明確な金融政策を支持するとの考えを示した。
バーナンキ議長は10日に行った全米経済研究所(NBER)主催の講演で、「全体的なメッセージは緩和で、予見できる将来においてかなりの緩和策が必要だ」と発言。7.6%という現在の米失業率について「どちらかといえば、米労働市場の健全性を誇張している」とし、失業率が6.5%に改善したからといって自動的に利上げを行うことはないと述べた。
シルアノフ財務相は米国の金融政策について、「米国が量的緩和策を終了させれば、特に新興国の市場で不安感が高まる可能性があり、これにより新興国からの資本の逃避が発生する恐れがある」と指摘。バーナンキ議長の前日の発言を歓迎するとし、市場でも好意的に受け止められたとの見方を示した。
年内の緩和縮小を発表したばかりのバーナンキ議長が、今度は逆の発言をする。此の一見整合性の取れない発言も恐らくは、極端から極端へと振れ易い市場の動きを和らげるための“口先介入”では無いかと俺は考えている。勿論、G20の新興国からの不満の声を和らげる意味合いも在るのだろう。
資源を持つ新興国は自国の通貨安にこそメリットが在るわけだが、此の様なロシア財務相の発言を見ても分かる通り、彼等は“急激な”通貨安(ドル高)の動きは望んでいないということだろう。ただ“漸進的な”ドルの上昇(自国通貨安)は喜んで受け入れるだろうね。
此れが国際金融資本のコンセンサスならば、FRBは今後も口先で市場を適度に冷ましつつも、長期的には着々とドル高政策を実施することだろう。
時事通信 7月12日(金)7時0分配信
NY株、最高値更新=1カ月半ぶり、緩和継続で安心感
【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が緩和的な金融政策を続ける方針を示したことを好感し、大幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比169.26ドル高の1万5460.92ドルと、5月28日に付けた終値ベースの史上最高値を約1カ月半ぶりに更新して終了した。
バーナンキ議長の発言を受けて、米国の株式市場も一層活気付いている様である。
Baatarism/ちゃんぷるー @baatarism
RT @hisakichee: FRBバーナンキ議長の発言だけでダウがドッカンかw・・・凄いな、やっぱり金融政策は。日本は何で金融政策をデフレ状況の中な~んもしなかったんやろうかぁ???不景気でリストラや倒産が相次いでいたのに「そんなの関係ねえ」やもんなぁ。(ヽ´ω`)ハァ…
米国と同様、アベノミクスに沸く日本の株式市場も今後、適度に過熱感を冷ましながら長期的に安定的に上昇して行くと見ている。
まぁFRBの様な口先介入での冷却は、日本の市場安定にも非常に有効だろう。だが“消費税増税”という強烈な冷却法は、日本の市場を心臓麻痺させかねない。安倍内閣には其処等辺を考慮して頂き、消費税増税は即“廃止”して頂きたい処である。民主党政権が通した消費税増税案なんぞ、さっさと廃止した方が自民党の印象も良くなるだろう(プ
2013年7月8日月曜日
自民党支持者でさえも反対する「消費税増税」。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/blog-post_5385.html
TrevorBourke @trevorbourke
RT @NIZIMASU1: 米出口戦略、新興国を翻弄 G20でマネー流出協議へ :日本経済新聞 http://t.co/9pgd8TOIPP
2013年7月11日木曜日
ブラジル中銀が3回連続の利上げで政策金利8.5%。インフレ抑制の“ポーズ”。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/385.html
2013年7月11日木曜日
来週(2013年7月19日)からモスクワで開催されるG20では「新興国の景気減速」が主要課題になるとのことである。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/2013719g20.html
2013年7月7日日曜日
エジプトやトルコの不安定化でNY原油先物が1年2ヶ月ぶりの103ドル台。原油・ガス価格連動型経済のロシアには朗報となるか。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/ny12103.html
2013年6月21日金曜日
バーナンキFRB議長の資産買い入れ“年内縮小”発言で米国株が大幅に下落した様だが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/06/frb.html
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