サマーズ氏、FRB議長辞退=「承認過程で厳しい批判招く」―米大統領も受け入れ - 時事通信 9月16日(月)6時34分配信
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長として有力視されていたサマーズ元財務長官が15日、オバマ大統領に対し、選考対象から自身を外すよう要請し、大統領もこれを受け入れた。ホワイトハウスが明らかにした。
オバマ大統領によるサマーズ指名については、米民主党が反対の意向を表明していることを前にも述べた。
“タカ派”であるサマーズ候補が次期FRB議長となった場合、新興国からの資金流出(先進国への資金還流)が加速すると考えられたわけだが、今回の“サマーズ辞退”で其の流れは緩やかな物となりそうである。
サマーズが辞退したとなると、残る最有力候補は“ウォール街”が推すジャネット・イエレン女史だけとなる。イエレンが仮に次期FRB議長に就任することとなれば、恐らく“バーナンキ路線”を継承するだろう。FRBの現在のコンセンサスである「緩やかな金融緩和縮小」を継承するということだな。“ハト派”とは言え、流石に此処から金融緩和のアクセルを踏み込んでくることは無いと見ている。
まぁ抑々(そもそも)イエレン女史が指名されるかどうかも今のところ分からないけどな。
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