原発の避難計画「有効策作れず」 新潟知事が見直し要望
2014年3月15日08時32分
http://www.asahi.com/articles/ASG3G7GPJG3GUUPI009.html
東京都内で12日夜に対談した。ヤツコ氏は柏崎刈羽原発について「地元の避難計画はできているのか」と質問した。
泉田知事は「機能しない計画は作れるが、実効性が伴わない」と答え、理由として労働者の被曝(ひばく)線量限度が法令で厳しく定められており、住民輸送に必要なバスの運転手に避難指示区域に入る指示をするのが難しいと指摘。「民間人の線量基準を緩めるか、救助してくれる部隊をつくるか、この合意なしに自治体に避難計画を作らせるのは無理だ」と強調した。すでに避難計画を作った自治体もあるが、泉田知事は「形だけで実際には機能しない計画だ」とも述べた。ヤツコ氏は「避難計画が不十分なら、米国では原子力規制委が原発停止を指示するだろう」と指摘した。
2005年、オバマ大統領によってNRC委員長に任命された、極端な反原発派のグレゴリー・ヤツコ氏(米民主党)。だが、彼のリーダーシップと振る舞いにより、他のNRC委員全員から連名でホワイトハウス宛に、彼に対する「重大な懸念」が表明されるという異常事態が発生、その後、事実上のクビになった人物である。彼の行動は米議会でも問題視されていたようである。
Gregory Jaczko - Wikipedia
In October 2011, all the other four NRC commissioners—two Democrats and two Republicans—sent a letter to the White House expressing "grave concern" about Jaczko's actions at the NRC. On December 14, 2011, Commissioner William Ostendorff, a Republican, told a House oversight committee that Jaczko's "bullying and intimidation... should not and cannot be tolerated."[12]
A report by Congressional Republicans detailed incidents indicating what House Republicans called Jaczko's "propensity for angry outbursts and aggressive behavior." A 2012 NRC Office of Inspector General report cleared him of such allegations. [13]
米原子力規制委員長が辞任へ…安全強化で対立
2012年5月22日13時30分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120522-OYT1T00359.htm
【ワシントン=山田哲朗】米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長は21日、後任が決まった段階で委員長を辞任するとの声明を発表した。
安全確保に関する強硬な姿勢のため、より柔軟な対応を求める産業界や他のNRC委員と意見が対立。委員長以外の委員4人全員が昨年、連名で「ヤツコ委員長のリーダーシップと組織運営手法に重大な懸念を表明する」との異例の書簡をホワイトハウスに送るなど内紛が続いていた。
ヤツコ委員長は、民主党議員の支持を背景に「辞任するつもりはない」としてきたが、共和党の追及が強まり孤立した。
なぜこのような“過去の人”が日本のエネルギー政策に関与し、原発再稼働を妨害しているのか。そんな人物との“対談”を演出し、柏崎刈羽原発の再稼働阻止のネタに利用している泉田知事も、おそらく同じ穴の狢なのではないだろうか。泉田知事の主張は、“(日本の)原子力開発阻止”と“親中共”という点を見ても米民主党のポリシーと見事に連動している。
参考:
2014年1月18日土曜日
新潟:中共に手招きする泉田知事。
2014年1月16日木曜日
雰囲気で東電批判する泉田知事。
モラルハザードは泉田だ。意味なく原発を止めて東電の利用者に与えた1兆円近い損害を賠償するのか。|「モラルハザードの計画だ」と新潟県知事が東電を批判 原発再稼働が前提の再建計画で - MSN産経ニュース http://t.co/es5jwwRnTr
— 池田信夫 (@ikedanob) 2014, 1月 16
泉田知事と対談したグレゴリー・ヤツコ氏は、異常なまでに厳しい環境規制政策を採用するオバマ民主党政権においてさえも、原子力規制当局の総意によって弾かれてしまった、 “行き過ぎた反原発主義者”である。そんな彼を未だに重用する日本のマスコミや一部の政治家の異常さに、我々もそろそろ気づくべきなのだろう。
関連:
2014年3月14日金曜日
「はだしのゲン」による刷り込み。
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