2013年5月15日水曜日

麻生財務相の金利上昇容認発言で長期金利が0.920%まで急上昇した様だが。

https://surouninja.blogspot.com/2013/05/0920.html
長期金利が急上昇し、一時0.920%を付けたとのことである。

昨日(2013年5月14日)の麻生太郎財務相による“金利上昇容認”発言が影響していることは言うまでもない。

麻生財務相は、株式への資金シフトが起きていれば、国債が売られて金利が上昇することは「当然の流れ」と述べている。



時事通信 5月15日(水)9時16分配信
長期金利上昇、一時0.920%
 15日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが上昇し(価格は下落)、一時、0.920%を付けた。 

2013年 05月 14日 10:25 JST
金利上昇は株式への資金シフトが要因=麻生財務相 - ロイター
[東京 14日 ロイター] 麻生太郎財務相は14日朝の閣議後会見で、最近の長期金利上昇は、騰勢を強める株式市場への資金シフトが背景にあると指摘し、市場参加者の判断として「当然の流れ」だと述べた。
金利上昇に伴う金融機関への影響を記者から問われた財務相は「貸出金利を上げるなら、預金金利も上げてもらわないと、それは何となく、という話になる」と応じたが、「貸出金利が上がるほど資金需要が出てくれば、ちょっとしたもの。まだそこまでいっていない。今の段階では何とも言えない」と話した。
円相場については「為替についてのコメントはしない」と前置きしたうえで、前週末の主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で「円が言われた事実はない」と述べ、円安への批判はなかったと重ねて強調。

G7でも事実上容認された、アベノミクスによる円安政策。其れに伴う資産バブルの形成は今の処、留まることを知らない。

agyrtria

三井住友とか、長期の国債は去年末頃から相当整理(売却)してたよな⇒ 焦点:長期金利上昇で国債売却急いだ地銀、大手行は無傷で居られるか | Reuters http://t.co/GQYaHvFbuL

2013年5月15日 10:10:17

YlxmxlY

RT @masaru_kaneko: 日銀の大規模な量的金融緩和表明によって長期金利が不安定化したが、急激な株高・円安に伴い0.8%まで上昇。企業向けの長期プライムレートも1.25%に上昇。日銀はずるずると戦時中みたいに長期国債を大量購入する羽目に陥るのが懸念されます。http://t.co/sXLMsWtves

2013年5月15日 10:05:50


2013年 05月 14日 20:12 JST
焦点:長期金利上昇で国債売却急いだ地銀、大手行は無傷で居られるか - ロイター

[東京 14日 ロイター] 長期金利の上昇が止まらない。円安・株高で景況感改善の兆しが出たところに、麻生太郎財務相ら経済閣僚から金利上昇を容認する発言が飛び出し、地方銀行が保有する国債の売却を急いだためだ。
地方銀行や信用金庫などの地域金融機関の金利リスクは大手行より高い。日銀が今年4月に発表した金融システムリポートによると、日本の金利が一律で1%上昇すると、保有する価格下落で銀行、信用金庫に計6.6兆円の損失が発生する。内訳は大手行が3.2兆円なのに対し、地域金融機関は3.4兆円に上るという。

処で、新規財源となる国債発行額が年間約44兆円と云われているわけだが、黒田日銀は2014年に掛けて長期国債保有額を年間50兆円ペースで増やす計画を発表している。

2013年4月4日木曜日
黒田日銀総裁の就任後初となる金融政策決定会合で、金融政策の目標を“短期金融市場金利”から“マネタリーベース”に変更。長期国債やETFの保有額も2年で2倍に。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/etf22.html

此の日銀による国債保有予定額は国債の新規発行額を上回る。

詰まり銀行や生損保等の機関投資家は今後、国債保有を減らさざるを得ず、渋々に代替の投資先を探さざるを得なくなるわけである。其の代替の投資先となるのは恐らく、国内外の株式市場や外債がメインだろうね。

要するに近い将来、機関投資家の巨額な資金の一部が日本の株式市場にも流入してくるということである。

そして此れに追い打ちを掛ける様に、“金利上昇リスク”を謳い文句にマスゴミが住宅ローンを煽り、見事に煽られた情弱庶民が飛び付くことで、高く舞い上がった資産バブルの火柱にガソリンをぶち撒けることになりそうな悪寒である。

俺が予想するに、アベノミクスによる資産バブルは今後1~2年間で急激に膨張するだろうね。

まぁ少子高齢化による人口激減は最早避けられないにも拘わらず、移民を受け入れようともしない閉鎖的なガラパゴス日本では、資産バブルこそ起これど実体経済の回復なんぞ絶対に在り得ないと俺は思うがね。アベノミクスの“お祭り”が終われば、庶民には阿鼻叫喚の地獄しか待ってないだろう。


2013年4月2日火曜日
麻生太郎財務相が“第二の矢”(機動的な財政出動)を主張しつつも、金利上昇を抑えるべく“社会保障改悪”による緊縮財政も同時に匂わせている様だが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html

2014年度に待ち受けている、“消費税増税実施”という“アベノミクス自爆ボタン押下”も其れを決定付けるかも知れない。

だが一方で、消費税増税でダメージを受けないばかりか、逆に利益を享受出来る多国籍企業(輸出企業)が、数字だけのバブル経済を支える可能性も考えられる。

実体経済を考えれば消費税増税の実施は“愚の骨頂”なわけだが、安倍政権の政策を見ていれば、国民生活よりも多国籍企業の利益を優先することなど想定の範囲内である。

アベノミクスを本当の意味で成功させ、国民の支持を得たいと思うのなら、安倍首相は直ぐにでも消費税増税を“廃止”するか、少なくとも“先送り”にすべきだと俺は思うがね。“先送り”だったら対外的にもそれなりの説明を付けられよう。


2013年2月19日火曜日
麻生財務金融担当相が金融緩和手段としての「外債購入」否定。此処でも安倍首相と齟齬。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/02/blog-post_19.html

国としては外債購入をやらないにしても、日銀に国債を買い占められて運用先に窮する機関投資家が外債購入を増やして行く可能性は高いと睨んでいる。


2013年5月10日金曜日
NY外為市場でドル円が遂に100円を突破した様だね。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/ny100.html

2013年4月20日土曜日
米ワシントンで開催されたG20でも日本のアベノミクス量的緩和容認。日本潰しの“債務削減目標”にも具体的数値を設けず。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/g20.html

2013年1月3日木曜日
マスゴミ調教された奴隷達が“将来の不安”に駆られて飛び付く先。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/01/blog-post_183.html

2012年12月31日月曜日
来年(2013年)の日本経済・社会を予想。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/12/2013.html

0 件のコメント:

コメントを投稿