此の定例会議は、日本が此れまでに米国やオーストラリアといった同盟国とのみ行なってきたものである。
22.05.2013, 12:40
ロシアを振り向く日本 - ロシアの声
4月、モスクワで行われた露日首脳会談で、平和条約交渉の再開が合意された。安部首相はこの決定を「歴史的なもの」と評価している。また、自身の訪露に先立ち、首相はロシア指導部に、とある提案をなした。両国外相および国防相(日本側からは防衛相)が参加する「2対2」フォーマットによる定例会議の開催がそれだ。これにより、両国の外交・国防部門の協力関係は飛躍的に前進する、と首相は見ている。実は、日本が「2対2」フォーマットを用いるのは、極めて例外的なことである。
「日本は米国およびオーストラリアとのみ、こうしたフォーマットの対話を行っている。すなわち、アジア太平洋地域の中で最も身近な、軍事・政治上の同盟国とのみ、用いている方法なのだ。ロシアとこのフォーマットで対話をもつ、という提案は、他でもない、日本側からなされた。このことは示唆的である。軍事・安保分野の協力に関して、日本はロシアを振り向いたのだ。なるほど領土問題は存在する、かつ、平和条約は存在しない。しかし、両国外相・国防相は、安保状況の変化に伴うアクチュアルな地域問題を、これから忌憚なく話し合うのだ」
日本がロシアと軍事的結び付きを強化し、延いてはロシアを中国包囲網に取り込もうという狙いがあるのだろう。
俺は以前、安倍の訪露が世界情勢の分岐点となると述べたわけだが、正に其の通りになりそうだね。(参考)
シリア問題で米露が協調して動きつつある今(参考)、今後は人民解放と市場解放を含めた“中国の解放”が世界的な合意となる、と俺は予想している。
中国は世界が容認した“人民元安”で世界トップレベルの経済力を手に入れたわけだが、其れでも未だ中国人民の自由は制限され、香港や上海などの市民権を持てない大多数は貧困生活を強いられている。にも拘わらず、中国共産党は軍事力を年々増強し、中共幹部や一部の富裕層は手前等の資産や家族だけはせっせと海外に逃避させている。
此の泥船状態の為体(ていたらく)でも今尚、中国は国連常任理事国として世界的影響力を維持しているのである。
此れは世界各国に中国への制裁を容認させるには十分過ぎる理由となるだろう。
だが中共が制裁を回避する方法は一つだけある。
其れは、人民元を変動相場制へと移行し、人民元高を受け入れることである(プ
朝日新聞デジタル 5月23日(木)8時10分配信
政府、フィリピンに巡視船供与へ 対中連携へODA活用
安倍内閣は政府の途上国援助(ODA)により、フィリピンに巡視船を提供する方針を固めた。アジア太平洋諸国に巡視船を提供する方針は昨年4月、中国の海洋進出を踏まえた日米外務・防衛担当閣僚による共同発表で「日本のODAの戦略的活用」として明記。その初のケースとなる。
産経新聞 5月8日(水)7時55分配信
対ベトナム ODAでの巡視船供与 政府、異例の提案へ
政府が月内にもハノイで開かれるベトナムとの海洋安全保障協議で、ベトナム人民軍の一部局である海上警察の分離について検討を打診する方針を固めたことが7日、分かった。ベトナム側の求める巡視船供与にあたって両国政府は政府開発援助(ODA)を利用する意向だが、日本側が軍組織へのODA供与を禁じているためだ。外国政府に統治機構の改編を提案するのは極めて異例だ。
二つ目に、平和条約の会談の再開についてだが、今回、プーチン大統領と私は日本とロシアとの間での戦争終結後、67年を経て平和条約が締結されていない状況は異常であると言う認識を確認した。(安倍首相コメント)
RT @hanayuu: @kikko_no_blog 赤旗「安倍首相のロシア、中東への原発トップセールスに同行した企業が、2011年の1年間に、約2億3000万円もの献金を自民党にしていた」http://t.co/K2hLkQV4jn
だから、米国のシェールガスvsロシアの天然ガス+北方領土・中国の台頭。これらを上手く絡めて、安倍首相が上手に外交展開してほしい。 http://t.co/RSRLiR833g #nhk
日本が動くと見るや中国はその前に潜在対立国のロシアおよびインドへ首脳訪問という形で急遽首脳外交を始めたが、今度は習近平の訪米を決めた。政権交代後のこのような早期に中国の主席が訪米するのは異常な行動である。素早い安倍外交に脅威を感じて米国との対立緩和を急ぎ出したと見る。
RT @kikko_no_blog: トルコはすでに3年前にロシアの原発を導入する契約を結んでいるが、この契約ではロシア側が「建設、運転、保守、廃炉措置、使用済燃料と放射性廃棄物の管理、事故責任を全て負う」ということになっている。安倍は日本国民に何も言わないが、ロシアと同等の契約内容であることは明らかだろう。
“テキサス親父”は少々偏っているが、此れも一つの情報として見れば分析に役立つ。
RT @yukikonoheya: @isaac_kanno5 (-o-)/三菱重工がトルコから2兆円規模の原発を受注したとのこと。安倍さんのロシアと中東訪問の際は、112の企業が同行していたようですが、自民党の政治資金団体に2億3000万円もの献金が。その中で1000万円の献金をしていた三菱重工が成功です(笑)
安保強靱化へ動く安倍政権 中国包囲、露印と共闘 ロシアのプーチン大統領は欠かせない存在ですねやはり!早くシベリア鉄路開通し # http://t.co/TsDfe42VBu http://t.co/aET51d22z9
2013年4月29日月曜日
【ロシアの声】ロシアの友 安倍晋三首相―【私の論評】大国ではなくなったロシアのサプライズはあるか? - Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理
2013年5月21日火曜日
安倍政権がインドとの原子力協定締結に向けた交渉を再開する方針とのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_21.html
2013年5月14日火曜日
米中韓3カ国による戦略対話を呼び掛ける等、“日本外し”を鮮明にする韓国のパク・クネ政権。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/3.html
日本や米国のみならず、ロシアですら中国包囲網の一員となった今、中国共産党も崩れ掛けた国体を維持せんと、“反日”を錦の御旗に“玉砕覚悟”の冒険に出る可能性も高そうである。
2013年5月9日木曜日
米露が連携強化を確認。シリア問題も大きく前進しそうな気配。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_9.html
シリア問題が片付けば、米露の次のターゲットは間違い無く“中国”となるだろう。
2013年4月30日火曜日
モスクワで行われた安倍・プーチン両首脳による日露首脳会談の要旨。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/blog-post_30.html
2013年4月26日金曜日
明後日(2013年4月28日)の安倍首相の訪露は世界情勢の分岐点となるだろうな。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/2013428.html
米露と巧く付き合いながら、人民の不満を外(日本)に向ける中国共産党を牽制しつつ、其々の国との経済特区で実利を共有していくのが最も賢明であろう。
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