産経新聞 5月4日(土)7時55分配信
トルコに原発輸出へ 首脳会談、三菱重に交渉権 官民一体、福島事故後、初
【アンカラ=半沢尚久】トルコを訪問中の安倍晋三首相は3日午後(日本時間3日夜)、アンカラの首相府でエルドアン首相と会談し、トルコが建設を計画している原子力発電所について三菱重工業と仏原子力大手アレバの企業連合に「排他的交渉権」を与えることで合意、原発輸出の前提となる原子力協定に署名した。三菱重工などによる受注契約に向けた詰めの交渉が残っているが、正式に受注が決まれば官民一体で進めてきた案件としては、一昨年3月の東京電力福島第1原発事故後初の原発輸出となる。
産経新聞 5月4日(土)7時55分配信
日・トルコ、定期対話へ 共同宣言、宇宙分野も協力
【アンカラ=半沢尚久】日・トルコ両政府は3日、安倍晋三首相とエルドアン首相との会談後、共同宣言を発表した。シリア内戦に伴うトルコの混乱回避や中東の安定化に向けた日本の貢献策を探るため、外相の定期対話を新設する。宇宙分野での協力加速化も特記、トルコ版JAXA(宇宙航空研究開発機構)創設を支援し、通信衛星の受注などを通じ日本の成長戦略にもつなげたい考えだ。
名称は「戦略的パートナーシップの構築に関する共同宣言」。エネルギーだけでなく政治・経済など包括的な協力を打ち出した。
トルコはシリア難民を多数抱え、シリアのアサド政権が崩壊した場合にはさらなる混乱も懸念される。共同宣言では「シリア人への緊急人道支援について緊密に連携」と盛り込み、外相対話などで協力項目を詰めていく。
トルコとの共同宣言には、原発分野だけでなく宇宙分野での協力も盛り込まれている。
此れが単なる経済協力ではなく、政治レベルの戦略的協力であることは最早疑いの余地も在るまい。
今回の安倍首相の外遊がシリアのアサド政権崩壊を見越したものであり、中東のパワーバランスを再構築するためのものであることは、俺が以前から述べている通りである。
米露が“落とし所”を探り、シリアとイランの増長が食い止められた其時、次のターゲットになるのは間違い無く中国だろう。恐らくロシアは表向きには中国に対する干渉を避けるだろうが、米英帝による中国干渉については黙認するだろうな。今回の安倍首相の訪露でも恐らく其の辺の話し合いは在ったものと予想される。
米英(WASP+ドイツ系ユダヤ)と彼等に一時的にも日和見せんとするロシア(東欧系ユダヤ)により、中国共産党は着々と外堀を埋められている。
2012/09/26 (Wed)
シリア情報大臣:トルコのエルドアン政権の崩壊が近い - ROCKWAY EXPRESS
隣国シリアに武装ゲリラを送っているエルドアン・トルコ首相
●シリア情報大臣:トルコのエルドアン政権の崩壊が近い
http://english.farsnews.com/newstext.php?nn=9106242250
【9月25日 Fars News Agency】
シリアのオムラン・ゾアビ情報大臣は、シリアの内紛にトルコ政府が介入していることを嘆いているが、そのシリア介入というトルコ政府の間違った姿勢が政府の崩壊をまもなく引き起こすと警告した。
2013年5月3日金曜日
ヘーゲル米国防長官がシリア反政府勢力に対する武器供与の可能性を示唆。前ブッシュ政権をトレースする第二期“保守化”オバマ政権。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_3.html
原発輸出の協定締結に向けて本日(2013年5月3日)トルコ入りした安倍首相も、裏ではシリア問題の着地点で大詰めに入っていると予想される。
ぶっちゃけ、日本からトルコへ輸出されるであろう原発の真の役割は、アサド政権崩壊後のアサド残党勢力(イラン、ロシア寄り)に睨みを効かせるための核兵器製造工場だろ。
2013年5月2日木曜日
安倍首相がアラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、日本との原子力協定締結で合意。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/uae.html
2013年5月1日水曜日
安倍首相がサウジアラビアで二国間の“投資協定”に署名。原油安定供給と原発輸出の下地作り。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html
2013年4月30日火曜日
モスクワで行われた安倍・プーチン両首脳による日露首脳会談の要旨。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/04/blog-post_30.html
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