そして此れも俺の予想通り、シリア問題についても近いうちに決着が付きそうな感じである。
8.05.2013, 19:53
ケリー国務長官のモスクワ訪問:合意は遅すぎるということはない - ロシアの声
モスクワとワシントンは、シリアに関する国際会議を早期に開催することで合意した。これが、クレムリンにおけるプーチン大統領とジョン・ケリー米国務長官の対話の主要な果実である。露米2国間関係については、ケリー長官は、「現在の世界情勢は両国に、第二次大戦当時のような緊密な連携を要求している」と述べた。
「露米はシリアの政府・反政府派双方に対し、政治的な解決を探るよう呼びかけていく。また、なるべく早期に、早ければ今月末にも、昨年のジュネーヴ会議で採択された諸原則を発展させるための国際会議を結集することでも合意が得られた。そして、この会議に紛争の両当事者を出席させ、共同してジュネーブ・コミュニケの完全な履行のためにはどうすればよいかを話し合わせる、ということでも合意した。露米はシリアの主権と領土完全性の尊重が蹂躙されている、ということを確認した」(ラヴロフ外相)
建設的かつ友好的な雰囲気のモスクワ会談にどれほどの内容が伴っていたのか、そのことは、近く開かれるG8アイルランド・サミットにおける両国首脳会談で明らかになる。
シリア特使「初めての希望」 国際会議開催へ米ロが合意 - CNN Japan: VOR ロシアの声シリア特使「初めての希望」 国際会議開催へ米ロが合意CNN Japan(CNN) シリア問題をめぐって米国務省のケリー長官... http://t.co/HRIE5o3UBS
シリア問題が片付けば、米露の次のターゲットは間違い無く“中国”となるだろう。
読売新聞 5月8日(水)20時35分配信
沖縄「日本に奪い去られた」…中国が揺さぶりか
【北京=五十嵐文】8日付の中国共産党機関紙・人民日報は、沖縄県・尖閣諸島に関し、「歴史的な懸案で未解決の琉球(沖縄)問題を再び議論できる時が来た」と主張する論文を掲載した。
党や政府の見解を反映する同紙が、沖縄の帰属は「未解決」で、中国に領有権があると示唆したのは初めて。尖閣諸島で対立する安倍政権を揺さぶる狙いがあるとみられる。
2012年06月02日15:54
中国共産党高官の子供や孫、90%以上が外国籍 富豪の6割も海外移住を検討 中国を支配しているのは外国人か - 相馬勝のチャイナウオッチング
香港誌「動向」最新号によると、今年3月末現在で、中国共産党員8000万人のプラミッドの頂点に立つ党中央委員(党政治局常務委員と政治局員を含む)204人の9割を占める187人の直系の家族が米国など西側諸国に居住し、その居住国の国籍を取得している。党中央候補委員167人の85%を占める142人も同様だ。
さらに、中国本土で1000万元(約1億3千万円)以上の資産を持つ富豪59万人のうち、14%はすでに海外での永住権を保有するか移民手続きの申請中、さらに46%が検討中と、将来的に海外移住者は全体の6割に上る可能性があるという統計も発表されている。これは中国の外為専門銀行である中国銀行などの調査結果だ。
なぜ、中国の党・政府の高級幹部、あるいは富豪が子息や親族を海外に移住させているのか。中国本土の専門家によると、その大きな理由は3つある。第一に子弟の教育問題、次に財産の安全確保、3番目が老後の生活の安定―である。これらに共通しているのは経済システムや政治システムの不安定さだ。北京在住の筆者の友人は「中国はいまだに共産党一党独裁体制で、89年の天安門事件やかつての文化大革命のように、いつ政治的な大混乱が起こるか分からない。その点、アメリカなど欧米諸国ならば安心だ」と語る。つまり、友人は「一党独裁下における中国では政治的な安定は望めない」と主張しているのである。
中国共産党はお得意の“日本叩き”で人心掌握に必死だが、裏では政府要人や富裕層がせっせと家族や資産を海外逃避させている。
中国の国体は最早、“泥船状態”なのである。
米露連携で中国包囲網が一気に強化されるに連れ、中国共産党による“日本叩き”は増々加速するだろう。中国が今更に沖縄の帰属問題を持ち出したのも其の証左と謂えよう。
シリア問題が解決し、中東がそこそこ安定すれば、次は愈々(いよいよ)“中国”が民主化運動のターゲットになると見ている。
中共の意向を汲む「人民日報」の“ネトウヨメディア化”が酷いが、ぶっちゃけ憤青(中国版ネトウヨ)を味方に付けた政治なんぞ自滅への近道だから(プ
2013年5月7日21時9分
安倍首相、ヘイトスピーチに「極めて残念」 参院予算委 - 朝日新聞
安倍晋三首相は7日の参院予算委員会で、人種や宗教などで、ある集団をおとしめたり暴力や差別をあおったりするヘイトスピーチ(憎悪表現)が国内で増えていることについて「一部の国、民族を排除する言動があるのは極めて残念なことだ」と述べた。
民主党の鈴木寛氏が、東京・新大久保や大阪・鶴橋で繰り返されている「朝鮮人を殺せ」などと連呼するデモを念頭に質問。安倍首相は「日本人は和を重んじ、排他的な国民ではなかったはず。どんなときも礼儀正しく、寛容で謙虚でなければならないと考えるのが日本人だ」と訴えた。
ネトウヨに支持されて此処まで来た安倍首相も最近になってネトウヨのヘイトスピーチを批判するなど、仮令(たとえ)其れが単なるポーズだとしても、割りと現実的な対応をしている。
中国共産党もそろそろ憤青なんぞ切り捨てて、現実的な外交政策を展開した方が賢明である。排外的で過激な連中に何時までも関わってたら、民主化運動のネタにされるだけだと思うよ。
15.04.2013, 13:59
ジョン・ケリー国務長官の言動 日本はご機嫌 中国は不機嫌 - ロシアの声
-中国は、米国のアジアへの回帰路線に不満を持っています。それは中国を抑止するための手段だと捉えられているからです。このドクトリンを考え出したのはヒラリー・クリントンでしたが、ジョン・ケリーが他の路線をとると期待する根拠もありません。米国が今後とも、地域における自らの指導的地位を維持するための路線をとることは明白だからです。つまり、中国と米国の間における不信感はまだ残っているのです。
中国は米国に対して領土問題について介入しないよう求めたが、ケリー氏は即座に、尖閣諸島(ジャオユイダオ)への日本の施政権を認めていることを指摘した。その後、東京で岸田文雄外相と会談したケリー国務長官は、「米国は尖閣諸島における現状変更に反対する」と明確に述べている。それと同じ日、安倍晋三首相は、尖閣諸島について中国に対していかなる譲歩もしないとの声明を表した。このような発言の一致が、米中関係を改善するものでないことは確かだ。
万が一中国が間違った方向へ行動を起こすとすれば、其れは“沖縄への侵攻”という形で実現されるだろう。其れは即ち国連常任理事国同士の正面衝突、詰まり第三次世界大戦の勃発を意味する。
2013年5月8日水曜日
ケリー米国務長官がモスクワでプーチン大統領と会談。シリア・アサド政権崩壊後の青写真を共有か。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_8.html
2013年5月7日火曜日
イスラエルがシリアを空爆した直後、習近平国家主席がイスラエル・パレスチナ両首脳を中国に同時招待した背景。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_7.html
此の中国の行動は、シリア問題で中国だけが取り残されてしまうという“焦り”から来ているものだろうな。
此れは、安倍首相によるロシア・中東訪問の裏で米露がアサド政権崩壊後の青写真を共有したのではないか、という俺の予想を見事に証明していると謂えよう。
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