2014年4月8日火曜日

人民元安誘導を再開する中国。

https://surouninja.blogspot.com/2014/04/china-to-resume-explicit-exchange-operation-against-the-world-consensus.html
ここのところ中国人民元がドルに対して値下がりしている。(1ドル=6.2123人民元)

中国は先月、人民元の変動幅を2%に拡大し、市場原理を導入するポーズを見せたばかりだが、人民元は世界の予想(期待)と反した動きをしている。これは中国の為替操作により意図的に行われているものであることは言うまでもなく、人民元高を要求する世界的コンセンサスに対抗するものであり、米財務省の当局者も深刻な懸念を示しているようである。

最近の人民元安、中国の為替政策の転換なら深刻な懸念=米当局者

2014年 04月 8日 08:51 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA3607120140407

[ワシントン 7日 ロイター] -米財務省当局者は7日、このところの中国人民元相場の下落が、市場原理に基づく人民元相場への移行という方針を中国が転換していることの表れなら「深刻な懸念」になるとの認識を示した。

これまで中国の為替介入を黙認してきたオバマ“親中共”民主党政権だが、オバマ大統領の支持率を見てもわかるとおり、親中共かつ社会主義路線で突き進むオバマ政権に対する米国民の不満は、相当鬱積してきている。

また、同盟国においてもオバマ政権への期待は低下し続けている。オバマ政権は同盟国を蔑ろにしてまで中共に阿り続けているのだから当然である。

参考:
2013年12月22日日曜日
新駐中米大使に映るオバマ政権の親中姿勢。
2014年1月21日火曜日
カトリック的民族差別。

ここで支持率を回復するためには、オバマ大統領は、今度こそ中国を“為替操作国認定”する必要があると思うが、米民主党政権は中共政権を切ることができるだろうか。

今年11月の米中間選挙のことも考えると、何時までも中国の為替操作を放置し続けることは、オバマ政権にとっても得策ではあるまい。

関連:
2014年3月28日金曜日
米民主党:リーランド・イー上院議員逮捕で剥がれた化けの皮。
2014年3月25日火曜日
中共傀儡の米民主党を信用すべきか。
2014年3月22日土曜日
中国経済の凋落で動揺する台湾。
2014年3月12日水曜日
オバマ民主党政権の終わりの始まり。
2014年1月10日金曜日
中共と米民主党政権の繋がりを浮かび上がらせる存在。
2013年10月15日火曜日
人民元改革:為替操作で自壊する中国経済。

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