ミサイル部品、対米輸出判断へ=新三原則初適用も―小野寺防衛相
2014.04.18 11:26 時事通信社
http://getnews.jp/archives/559632
小野寺五典防衛相は18日午前の閣議後の記者会見で、三菱重工業が自衛隊用に製造する地対空誘導弾パトリオット(PAC2)の部品について、今月閣議決定した防衛装備移転三原則に基づき、米側への輸出の可否を近く判断することになるとの見通しを明らかにした。
防衛省によると、三菱重工は米レイセオン社のライセンスを得てPAC2を製造。現在はPAC3の配備が主流となっているため、レイセオン社はPAC2用の部品生産を縮小しており、三菱重工製の位置情報センサーの供給を求めている。
日本は意外にも小型武器輸出では世界の上位に入る。今後、日本の武器輸出が可能となれば、日本の防衛産業は更に飛躍するだろう。まぁ日本の製品は価格面では完全に不利ではあるが、今回のような部品提供では他国製品と差別化を図ることができるだろう。
低迷する国内電機産業と原発停止による燃料費増加で目下貿易赤字が膨らみ続けている日本だが、今後は防衛産業が貴重な外貨獲得手段として日本経済を支えてくれることが期待できる。
今まさに日本の武器輸出が実現しようとしている。これもまた、日本が着実に“普通の先進国”になろうとしている証と謂えるのかも知れない。
参考:
2014年2月5日水曜日
金融会社化するソニーと日本の未来。
2014年1月14日火曜日
燃料費増大による悪性の貿易赤字。
2013年12月24日火曜日
武器輸出三原則:日米グローバリストが合作した偽善。
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