2015年7月20日月曜日

内ゲバ必至:経済危機で中国企業の進出を許すロシア

https://surouninja.blogspot.com/2015/07/Economic-collapsing-Russia-has-nothing-else-it-is-invaded-by-China-struggling-with-money.html?m=0
此処のところロシアに進出していた欧米系メーカーが相次いで生産規模を縮小している中、中国系メーカーだけは此処ぞとばかりにロシアに進出攻勢を掛けて来ているようである。其れに対し、ウクライナ問題を受けて欧米からの経済制裁で崩壊寸前で背に腹変えられないロシアも、中国からの投資を積極的に受け入れる姿勢に転換し始めたようである。

引用元:zakzak
【経済インサイド】中国車、低迷ロシアで工場建設ラッシュの不思議 中露接近で「好機」と判断…過剰生産で市場崩壊も (1/2ページ)

2015.07.20

 景気低迷で欧米メーカーが相次ぎ生産を縮小するロシアの自動車市場で、中国メーカーが攻勢をかけている。2社が、ロシア国内で中国勢としては初となる自前の生産工場を2017年にロシア西部で立ち上げる計画だ。政治・経済面での両国の接近を受け、中国企業が好機と判断しているもようだ。


 現地報道によると、「長城汽車」は西部トゥーラ州ですでに工場建設を開始し、17年の生産開始を目指している。20年には、年間15万台を生産する計画だ。「力帆汽車」も約3億ドル(約376億円)を投じ、西部リペツク州に工場を建設。21年には年産6万台を目指す。他の中国企業も、自社工場の建設を検討しているとされる。 

 中国企業はこれまでもロシア国内で自動車生産を行ってきたが、ロシア資本が保有する工場などでの生産にとどまってきた。現在、長城汽車はSUV(スポーツ多目的車)「Hover」をロシアで生産しているほか、力帆汽車も「X60」というSUV、またセダン車などを生産している。X60はロシア市場で最も成功している中国車だとされる。 

関連:
2014年12月16日火曜日
ロシア崩壊中:政策金利を一気に17%へ。
2014年10月24日金曜日
原油安:窒息死寸前のロシア経済。

このような中国とロシアの接近は、日本や米国の同盟国にとって脅威となるというのが一般的な見方だと思うが、大陸国家の性癖から見れば中国とロシアの同盟など全く恐れるほどのことではないだろう。なぜなら、お互い陸続きな上にファシズム体制を採っている彼らが、長期に渡って仲違いせずに協調作業などできるわけがないからだ。“裏切り”、“内ゲバ”、“フレンドリーファイア”は共産主義勢力の十八番である。

しかも、今後は朝鮮半島有事も高確率で勃発する可能性があるわけだ。朝鮮半島から在韓米軍が撤退れば、中国とロシアは間違いなく朝鮮半島で代理戦争を展開するだろう。両国共に今まさに経済危機状態に陥っているわけで、朝鮮半島のパワーバランスが崩れた瞬間、餌に飢えた金魚の如く共食いを開始することは日を見るよりも明らかである。内ゲバこそが共産主義の本質と言っても過言ではなく、中国とロシアという共産ファシズム国家同士の共存共栄など絶対にあり得ないと断言できよう。

参考:
2015年5月31日日曜日
韓国が日本の集団的自衛権行使と朝鮮半島介入を拒否する理由
2015年4月9日木曜日
THAAD配備を躊躇う韓国、核弾頭搭載ICBMを獲得した北朝鮮。
2015年3月18日水曜日
在韓米軍撤退:韓国の事実上のTHAAD拒否で現実味。
2014年7月17日木曜日
安倍首相による事実上の韓国崩壊黙認宣言。

朝鮮半島で何があっても日本は自国の防衛力だけを強化し、高みの見物を決め込んでおけば良いだろう。

今後朝鮮半島やシベリアで中国との対立が激化するであろうロシアは、まず日本との平和条約を締結することが最良の選択であろう。北方領土を日本に完全に返還し、日ロ間の関係を改善しておくことが最も得策である。逆に言えば、そうしなければロシアは、来る朝鮮戦争で日本をも敵に回すことになり相当不利となるだろう。ロシアの本当の敵は、「日本」などという海洋国家ではなく、どう考えても、拡張主義を採る大陸ファシズム国家「中国」の方なのだから。

今後ロシアから何の譲歩もなければ、朝鮮半島有事のタイミングに合わせて日本はロシアから武力で北方領土を奪還すれば良いだろう。

参考:
2015年4月17日金曜日
ロシアとの北方領土交渉は全島返還を大前提とすべし。
2015年3月13日金曜日
北方領土奪還は米国の国益にも適う。
2014年8月20日水曜日
北方領土:TPPと択捉島奪還計画。

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