2014年10月30日木曜日

パナソニックとの連携が次世代自動車メーカーの生死を分ける。

https://surouninja.blogspot.com/2014/10/Panasonic-to-be-sought-after-the-next-generation-automobile-manufacturers.html?m=0
FCVやEVといった次世代自動車の開発を進めるホンダ車載バッテリー分野においてパナソニックとの協業を模索しているとのことである。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141029-00061372-diamond-bus_all&p=2
ホンダ、パナソニック提携へ HEV・EV向け電池で協業

ダイヤモンド・オンライン 10月29日(水)10時55分配信

 主力車種「フィット」のハイブリッド車などのリコール問題で揺れるホンダに、水面下で進んでいる提携話がある。11月にも、パナソニックと車載電池分野において協業する方向で可能性を模索している。これまで、ホンダは電池ではジーエス・ユアサコーポレーションとタッグを組んできたが、ここにきてパナソニックに軸足を移すのはなぜなのか。

車載バッテリーの今後の主力が「リチウムイオンバッテリー」になることはほぼ間違いないと思われるわけだが、パナソニックは現在、米EV企業テスラ・モーターズと共同でリチウムイオンバッテリーの“ギガファクトリー”建設を計画している。

参考:
2014年5月24日土曜日
リチウムイオン電池でFCV時代を乗り切る米テスラとパナソニック。

このギガファクトリーで生産されるリチウムイオン電池セルは、現在の世界全体の生産規模を上回ると云われており、ギガファクトリーが稼働すれば、価格競争面でパナソニック(とテスラ)は圧倒的優位となるだろう。

これからホンダが熾烈な次世代自動車のシェア獲得競争に勝つためには、世界のリチウムイオンバッテリー供給を押さえるであろうパナソニックと手を組むことは必然だったと謂えよう。

ちなみに、以前から述べている通り、リチウムイオンバッテリーEVのみならず、FCVにおいても現時点で必要不可欠な存在である。

参考:
2014年8月1日金曜日
米テスラとパナソニックが融合する未来。
FCVとEVが次世代自動車の主導権争いを行っている昨今だが、EVは勿論のこと、FCVにおいてもやはりリチウムイオン電池というのは二次電池として必須の存在である。つまり、世の中の潮流が今後どちらに転んでも、リチウムイオンバッテリー生産で主導権を獲得するであろう、両社が食いっぱぐれることはない、ということである。

EVとFCVの熾烈な主導権争いで最終的に軍配がどちらに上がろうとも、リチウムイオンバッテリーを持つパナソニックは、今後も優位な立場を維持し続けることができるということである。

リチウムイオンバッテリーが次世代自動車に必要となる以上、おそらく他の次世代自動車メーカーも今後はパナソニックとの協業を模索するものと思われる。

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