2014年12月3日水曜日

連立与党浄化のためのイスラエル解散総選挙。

https://surouninja.blogspot.com/2014/12/Israeli-PM-Netanyahu-to-attempt-the-elimination-of-Anti-Israel-operatives-lurking-in-his-regime.html?m=0
イスラエルネタニヤフ首相が2日(2014年12月2日)の記者会見で、同首相の方針に批判的だったリヴニ法務相手とラピド財務相に解任を宣告し、解散総選挙実施を呼びかけたとのことである。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120300078
イスラエル首相、解散総選挙を要請=対立する閣僚2人解任

 【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は2日夜、記者会見を開き、自らの方針に対する批判を展開して政権運営を困難にさせたとして、ラピド財務相とリブニ法相に解任を通知したことを明らかにし、国会解散と早期の総選挙実施を呼び掛けた。
 首相は、連立政権の一角を担う中道2政党の党首であるラピドリブニ両氏が「クーデター」を企てたと非難。「閣僚が政権を攻撃するのは容認できない」と述べ、自身が率いる右派リクードがより多くの議席を獲得するため、解散総選挙はやむを得ないとの姿勢を示した。
 地元メディアによると、イスラエル国会(定数120)では3日、解散に関する協議が始まる予定。選挙は来年3月にも実施の見通しという。(2014/12/03-07:01)

ネタニヤフ連立政権自体は中道右派政権と謂えるわけだが、連立与党内部には反政府サヨク・スパイのような人物も紛れ込んでいる。日本の自民党内にもそういう連中が少なからず混じっているのと同じ構図である。

ツィッピー・リヴニ - Wikipedia
所属政党 ハトヌア(2012年 - 現在)
2012年3月27日の党首選挙ではモファズに大差で敗れ5月にはクネセトの議員を辞職したものの、11月27日にはカディマ党の非主流派や労働党の一部議員を糾合して新党「ハトヌア(ヘブライ語で「運動」の意)」を結成。2013年1月の総選挙で議員に復帰した。
私生活

1983年に会計士のナフタリ・スピッツァーと結婚し、子供を2人儲けた。
動物の権利の観点から幼少期よりベジタリアニズムを貫いている。
ヘブライ語のほか、英語とフランス語にも堪能である。

リブニ氏については上記の通り、アカの使いっパシリの似非中道派にように見えるし、

http://www.haaretz.com/news/national/1.629512
Israel headed to elections: Lapid rejects Netanyahu's terms for saving coalition
Prime Minister had demanded Finance Minister back nation state bill, drop 0% VAT plan; Shas chair to faction heads: Set date for elections.
By Jonathan Lis | Dec. 2, 2014 | 12:16 AM
The zero-VAT bill, which would eliminate value-added tax on the purchase of first homes, is Lapid’s pet project. Lapid, for his part, vehemently opposes a bill to define Israel as the Jewish nation-state, which is currently Netanyahu’s pet project.

ラピド氏の政策を見ても、まるでパレスチナ人(のフリをしたアカいテロリスト)にイスラエルの土地建物を便宜するためのものにしか思えないわけである。

ネタニヤフ首相が更迭したこれらの閣僚は、ネタニヤフ政権の足を引っ張ることが狙いの反イスラエル工作員である可能性が高そうである。

以前ネタニヤフ首相が日本を訪れた際に、「日本とイスラエルは同じ問題を抱えている」というような発言をしたと記憶しているが、それはおそらく、両国共に「政府中枢に潜むアカい工作員が国策を妨害して国を停滞させている」ということを言いたかったのではないかと考えている。

今回のイスラエルの解散総選挙は、反日勢力を駆逐するために日本が行う解散総選挙と狙いは同じかと思われる。

素晴らしいことに、イスラエル国民も日本国民と同様、長年に渡るアカい外国工作員の呪縛からようやく抜けだそうとしている。その道まだ半ばといったところだが、その兆しは明らかである。それは最近のイスラエルの選挙結果(反イスラエル・サヨク壊滅)を見ても明らかである。

クネセト - Wikipedia
第19回議会

院内勢力別所属議員数
与党 68
 リクード イスラエル我が家 (31) 25.83%
 イェシュ・アティッド (19) 15.83%
 ユダヤ人の家 (12) 10.00%
 ハトヌア (6) 5.00%
野党 52
 労働党 (15) 12.50%
 シャス (11) 9.17%
 統一トーラー・ユダヤ教 (7) 5.83%
 メレツ (6) 5.00%
 統一アラブリスト・タール (4) 3.33%
 ハダッシュ (4) 3.33%
 バラド (3) 2.50%
 カディマ (2) 1.67%
合計 120 100.00%

この動きから、今回の総選挙でも、右派勢力、特にリクードが更に勢力を拡大するものと思われる。

新興国から先進国への資金還流という世界的潮流に乗り、今、世界の権力構造も、共産主義勢力から自由主義勢力へとシフトしている。リーマン・ショック後の大不況の結果、永遠に叶わぬ理想を追い求めてしまった世界の人々は、ようやく今、そのような理想が共産主義勢力に利用されるだけであったことを再認識できたのだろう。

今日本やイスラエルで見られる事実上の“レッド・パージ”の動きは、今後急速に世界中に連鎖して行くのではないかと予想している。そしてその動きは、レームダック化するオバマ米民主党政権にもトドメを刺すことだろう。

参考:
2014年11月30日日曜日
台湾統一地方選:再び反共に目覚めた台湾人。
2014年9月5日金曜日
宗教国連:バチカンを狙う共産主義者。
どうやらイスラエルも日本と同様、国家の発展の足を引っ張る“アカい有力政治家”のパージに成功したようである。とはいえ、前大統領の影響力は未だ侮れないようだが。

関連:
2014年7月28日月曜日
ハマスが拡散する反イスラエル感情。

0 件のコメント:

コメントを投稿