2013年6月21日金曜日

バーナンキFRB議長の資産買い入れ“年内縮小”発言で米国株が大幅に下落した様だが。

https://surouninja.blogspot.com/2013/06/frb.html?m=0
昨日のFRBバーナンキ議長の発言を受けて、米国株(S&P総合500種)は2011年11月以来の大幅の下落となった様である。



2013年 06月 21日 07:13 JST
ダウ平均353ドル安、米FRBの量的緩和縮小見通しで - ロイター
[ニューヨーク 20日 ロイター] - 20日の米国株式市場は続落。S&P総合500種は2011年11月以来の大幅な下げとなった。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が前日、経済の回復が続けば年内に資産買い入れの縮小に着手する見通しを示したことが、この日も相場を圧迫した。

ダウ工業株30種.DJIは353.87ドル(2.34%)安の1万4758.32ドル。

ナスダック総合指数.IXICは78.57ポイント(2.28%)安の3364.63。

S&P総合500種.SPXは40.74ポイント(2.50%)安の1588.19。終値で1600を割り込むのは5月2日以来となる。

FRBの“緩和縮小”発言と其れに伴う米国株の下落。此れは至極当然の流れであり、然程驚く事でも在るまい。

まぁ米国の景気が思うほど回復しなければ、粗(ほぼ)“ハト派一色”のFRBは機動的に量的緩和を再強化するだろうから、恐らく米国株が深刻な状況に陥ることは当分無いんじゃないかな。

今後は金融緩和と引き締めが小刻みに繰り返されながら、新興国をバブらせていた資金が徐々に先進国へ還流することになるのではないかと見ている。

2013年 06月 21日 09:20 JST
日経平均は続落で始まる、1万2800円割れ - ロイター
[東京 21日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は続落。前日比で200円を超える下げとなり、取引時間中で6月17日以来4営業日ぶりに1万2800円を下回った。

一方、日本株も本日は米国株に釣られる形で大きく下落している様である。

だがFRBの緩和(資産買い入れ)縮小では米ドルが強くなる(詰まり円安になる)ことが予想されるので、日本株への影響は限定的ではないかと俺は予想している。

ただ安倍政権は今後、日本経済への影響を抑えるべく(というか多国籍企業の利益喪失を防ぐべく)、法人税減税や規制緩和などのあらゆる“企業のための政策”を実施することだろう。法人税減税は株主への配当増加、ひいては株価上昇にも繋がるので、アベノミクスを延命させる手段としては非常に効果的であろう。

朝日新聞デジタル 6月20日(木)20時14分配信
自民、参院選公約を発表 「法人税大胆に引き下げ」
 自民党は20日、参院選公約を発表した。政権半年の実績を強調しながら経済政策を前面に出す内容。安倍晋三首相の強い意向で、企業の設備投資を促すため「法人税の大胆な引き下げを実行する」と加えた。党の憲法改正草案を抜粋する形で96条改正も明記した。

まぁ愈々(いよいよ)となれば消費税増税の実施も先送りする必要があるだろうね。此れが出来れば安倍政権の国内での評価も一挙に高まるだろう。





2013年6月20日木曜日
バーナンキFRB議長が資産買い入れの年内縮小を示唆。強いドルを志向し始めたFRB。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/06/frbfrb.html

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