2013年11月11日月曜日

イラン:ホルムズ海峡の航行の自由を確認。

https://surouninja.blogspot.com/2013/11/iran-promises-feedom-of-navigation-of-the-strait-of-hormuz-to-japan.html?m=0
イラン訪問中の岸田文雄外相が10日(2013年11月10日)、核交渉を終えてジュネーブから帰国した、イランザリフ外相とテヘランのメヘラバード空港で1時間ほど会談したとのことである。

この会談で両外相は、核問題解決に向けての協力やホルムズ海峡を含むペルシャ湾での航行の自由を確認したとのことである。


<岸田外相>イラン外相と会談 ペルシャ湾航行の自由確認 - 毎日新聞社 2013年11月11日 09時54分
【テヘラン田中龍士】イラン訪問中の岸田文雄外相は10日、核問題交渉を終えてジュネーブから帰国したザリフ外相と首都テヘランのメヘラバード空港で約1時間会談し、核問題の最終的解決への協力などを盛り込んだ両外相による初の共同声明を発表した。

 声明では、かつて核問題を巡る緊張でイランが封鎖を示唆したホルムズ海峡を含むペルシャ湾にも触れ、「法の支配の尊重、制限のない貿易や航行の自由」を確認。日本の輸入原油の約8割が通過する同湾での安全確保を明確にした。

米国が中東関与を弱めつつあることで、今正に中東情勢が緊張化する可能性が高まっているわけだが、日本の最大の懸念事項は、以前から述べている通り、日本の輸入原油の8割が通過すると云われるホルムズ海峡の安全確保である。シーレーンの安全確保のために今後は必須となるであろう“集団的自衛権の行使”に向けての憲法解釈の改正ついては、連立与党・公明党の反対により先送りされ、日本経済不安定化の懸念は高まるばかりだったわけだが、今回の日本とイランの外相会談により、その懸念は多少緩和されるかも知れない。(サウジアラビア核武装の必然性。2013年11月10日日曜日)

ただ、今回の外相会談が空港での1時間程度の会談だったということもあり、イラン側が何処まで真剣にこの問題を取り扱おうとしているのかは今のところ不明である。

そういえば、安倍首相の4月末のロシア・中東訪問では、同行企業としてあの“出光興産”も含まれていたようだが、米英石油メジャーの圧力に屈すること無く民間レベルでイランと日本の友好関係を築いた、出光創業者“出光佐三”のことを、イランは今も覚えているのだろうか。(海賊とよばれた男 - 百田尚樹)

NHK経営委員に仰天「安倍人事」 百田尚樹、長谷川三千子氏ら「保守派論客」メンバー - J-CASTニュース 2013/10/25 19:07
国会同意人事のひとつであるNHK経営委員にも、「安倍カラー」が強く反映されることになりそうだ。安倍内閣が2013年10月25日に提示した人事案に含まれていたのは、作家の百田尚樹氏をはじめとする「保守派」色の強いメンバーだ。

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