米政府は中止の理由の一つとして、“スノーデン問題”を挙げている様である。
2013年 08月 8日 00:36 JST
米ロ首脳会談中止、スノーデン問題などで=ホワイトハウス - ロイター
[ワシントン 7日 ロイター] - 米ホワイトハウスは7日、来月モスクワで予定していたオバマ米大統領とプーチン露大統領との首脳会談を取り止めると発表した。
ホワイトハウスは、アフガニスタンやイラン、北朝鮮、武器拡散といった政策課題における協力関係を確認する一方、米当局の情報収集活動を暴露した米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者の一時亡命をロシアが認めるなど、同問題への対応や他の案件をめぐり、ロシア側との間で進展が見られないことに失望感を示した。
8月7日 22時48分
亡命問題で米ロ首脳会談見送りへ - NHK
ただ、「米ロ間の協力関係は引き続き重要だ」として、2国間の懸案を前進させるため、アメリカとロシアの外務・国防の閣僚協議、いわゆる2+2を、今週の9日にワシントンで開催するとしています。
さらにオバマ大統領は、来月上旬にロシアのサンクトペテルブルクで開催されるG20サミットには予定どおり出席するとしています。
スノーデンの背後には中国が居るのではないかと俺は予想しているわけだが、今回の米露首脳会談中止の報せを聞いた中共は胸を撫で下ろしていることだろう。
だが米露は今後もG20への参加や外務・国防閣僚会議(2+2)を開催していく予定とのことなので、今回の中止決定で米露関係が急激に悪化するという見方は近視眼的なのだろうな。
シリアではアサド政権が盛り返し、シリア問題がズルズルと長引きそうな気配となっている今、そろそろ米国としてもロシアに妥協案を示すのではないかと見ている。何せ次の“対中政策”でロシアと共闘する方が米国にとってメリットが在りそうだからな。
孫崎 享 @magosaki_ukeru (東京都千代田区)
スノーデン:7日WP「(ロシアの一時亡命許可決定により)米国、ロシアとの首脳会談キャンセル」。考えてみればババ抜きゲームでよく中国はロシアにスノーデンを押し付けたものだ
2013年8月3日土曜日
「ロシアの声」がスノーデン問題について、「誰かが露米関係を悪化させる目的で行なっている印象」と報じている様だが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/08/snowden-communist-party-of-china.html
2013年8月2日金曜日
ロシア政府がスノーデン容疑者に対し、1年間のロシア亡命を認めたとのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/08/1.html
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