朝日新聞デジタル 8月20日(火)1時16分配信
ムバラク氏、保釈の可能性 エジプト、緊張高まる恐れ
【カイロ=貫洞欣寛】2011年の反政権デモで辞任し、汚職など複数の罪で起訴されたエジプトのムバラク元大統領(85)が保釈される可能性が出てきた。保釈が認められれば、ムルシ前大統領支持派が「旧体制への逆戻り」と反発するのは必至で、緊張がさらに高まりそうだ。
此れはエジプト再建の主導権が完全に米英に掌握したことの証明である。(参考)
また、先日ドイツや他のEU参加国がエジプトとの関係見直しを示唆した事に対し(参考)、サウジアラビアが19日(2013年8月19日)、西側諸国が支援を打ち切った場合には不足分を補う方針を明らかにしている。
2013年 08月 20日 02:26 JST
サウジ、西側が対エジプト支援停止なら補う用意=外相 - ロイター
[リヤド 19日 ロイター] - サウジアラビアのサウド外相は19日、エジプトの暫定政権によるモルシ前大統領支持派の強制排除を受けて西側諸国が同国への支援を打ち切った場合、サウジアラビアとして不足分を補う方針を明らかにした。
此れもまた、エジプトの主導権が米英へと完全に掌握したことの証明と謂えよう。(参考)
俺が以前にも述べた様に、エジプトのカルト保守=ムスリム同胞団は今後、米英によって排除されることになるだろう。カルト保守思想は米英が推進する経済自由化の“障壁”となるからである。
「正しいこと」を他人に理解してもらうには、相手に其れを「押し付ける」のではなく、自然に「気付いてもらう」ということが肝要である。だが、どんなに素晴らしい思想も、信者化して凝り固まってしまった人々が其の価値を壊してしまうものである。何故唐突に此のようなことを言い出したかというと、新憲法にイスラム色を盛り込んだエジプトのムルシ“ムスリム同胞団”政権に俺は一種の“危うさ”の様なものを感じたからである。
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