2013年08月05日 07:45 発信地:ロンドン/英国
英金融HSBC、英国駐在外交官の口座を閉鎖へ - AFP
【8月5日 AFP】英金融大手HSBCは、英国駐在外国外交官の口座を閉鎖するとして、外交官に預金を60日以内に移動させるよう通知していることが、4日の報道で明らかになった。
この決定にバチカンを含め40以上の大使館や領事館が影響を受けているといわれており、外交団の間に「大混乱」が起きていると伝えられている。
HSBCの肩代わりを他の銀行が拒否したため事態はいっそう深刻化し、英外務省は外国外交官が新しい銀行口座を作れるよう支援に乗り出した。
HSBCは昨年、マネーロンダリングでメキシコの麻薬カルテル、テロリストやイラン当局などへの不正送金を防げなかったとして、罰金19億ドル(約1900億円)を支払うことで米国当局と合意している。
メール・オン・サンデーは、HSBCはマネーロンダリング(資金洗浄)事件に巻き込まれたため、大使館に関わるのが怖くなったのだというある外交官の発言を伝えている。
OECD加盟国で資金洗浄対策が進み、今やオフショア口座の“開設”は困難になってしまったわけだが、大使館や領事館関係者の口座は国際犯罪組織の資金洗浄の“最後の砦”となっていたのかも知れない。
2013年7月24日水曜日
日米への資金還流と先進諸国によるタックスヘイブン対策。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/blog-post_2233.html
2013年5月27日月曜日
多国籍企業の租税回避地となっているアイルランドで政府が税制の抜け穴を無くすことを検討。多国籍企業の租税回避行為の阻止に動き出した先進諸国。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/05/blog-post_27.html
2013年3月20日水曜日
電撃的な預金封鎖を実施したキプロスで、預金課税法案は反対多数で否決。ロシアの関与は深まるか。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/03/blog-post_20.html
此の世界的オフショア規制の背景には、“新興国から先進国への資金還流”が背景に在ることを俺は以前にも述べた。
OECD東京センター
どのくらいの規模の問題なのか
その性質上、マネーロンダリングは通常の経済統計が対象とする範囲の外で行われる。しかし、この問題の規模をある程度把握するために、他の地下経済活動についてと同様におおよその概算が発表されている。
例えば、国際通貨基金(IMF)は、世界のマネーロンダリングの規模は、世界のGDPの2~5%と推計している。1996年の統計を用いると、マネーロンダリングは、5900億ドルから1兆5000億ドルの範囲ということになる。小さいほうの数字でも、スペインの経済規模の総生産にほぼ匹敵する。
世界経済を動かせる規模のマネーロンダリング資金だが、今後はタックスヘイブンから炙り出された資金が先進国へと流れる様な仕組みが先進国主導で構築されるのではないかな。
特に新興国での麻薬ビジネスで大活躍していると云われるバチカン銀行のカネには、先進諸国政府が狙いを定めていることだろう。
2013年3月14日木曜日
新ローマ法王に初の中南米出身者=ホルヘ・ベルゴリオ枢機卿。超保守派から穏健保守派へ。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/03/blog-post_14.html
ベルゴリオ氏は新法王として、過去数年で続出した不祥事への対応やバチカン内部の権力闘争を沈静化できるかが問われる。イスラム教や中国との関係改善、資金洗浄対策の強化などの課題にも取り組む。
netforce @twyoshi11 (いつも、あなたのそばにいます。)
バチカン銀行、バンク オブ アメリカに続きHSBCも捜査のメスが入った。これで、ますますマネーロンダリングの実態が暴露され関係者は逮捕される。
鮨 @NIZIMASU1 (東京か北国。。)
RT @mowchan: 怪しいHSBC(香港上海銀行)の動き ひょっとしたら、HSBCから破綻ということになれば、その時点で世界経済には多大な影響・・クラッシュするのは目に見えています。バチカン、英王室もこのままでは済まないでしょうね~。 http://t.co/ekKaB …
0 件のコメント:
コメントを投稿