2013/08/22 16:09 【共同通信】
コンゴの油田開発でゴリラ受難? WWFが中止要求
【ジュネーブ共同】世界に900頭弱しかいない希少なマウンテンゴリラが生息するアフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の世界遺産「ビルンガ国立公園」で油田開発計画が持ち上がり、ゴリラの生態への影響を懸念する声が高まっている。世界自然保護基金(WWF、本部スイス)は22日までに、計画の即時中止を求めるキャンペーンに乗り出した。
欧州の石油会社が鉱区を保有。しかしWWFは、探鉱により大気や水、土壌が汚染される恐れがあると指摘。
記事内の「欧州の石油会社」というのが何処かというと、
1 August 2013 09.26 BST
Congo's rare mountain gorillas could become victims of oil exploration - theguardian.com
The Virunga national park, home to rare mountain gorillas but targeted for oil exploration by a British company
Soco International
Soco International(ソコ・インターナショナル)という英国の独立系石油開発企業である。
ソコ社は2010年、コンゴの陸上油田のンガンジ(Nganzi)鉱区の権益の20%を国際石油開発帝石に売却している。
2010/8/25 19:42
コンゴで陸上油田権益 国際石油開発帝石 - 日経新聞
国際石油開発帝石は中部アフリカのコンゴ民主共和国で陸上油田の鉱区の権益を取得した。子会社を通じ、事業主体の独立系石油開発会社、英ソコから「ンガンジ鉱区」の権益の20%を取得した。
同国では1970年代から前身の旧帝国石油が海上油田の権益を持っているが、陸上油田の権益取得は初めて。
WWFがしゃしゃり出て来たことでコンゴ民主共和国政府の背後関係が最早バレバレなわけだが、同政府は中国からの多額の融資で雁字搦めにされている事実からも容易に想像が付くわけである。(参考)
国際石油開発帝石の取得した「ンガンジ鉱区」は、「ルビンガ国立公園」とは正反対の場所に在るとは言え(参考)、同国の陸上油田であることに変わりはない。
此等の状況から考えると、国際石油開発帝石の権益が今後、グローバリスト勢力に操業妨害される可能性は十分に考えられよう。
先日、同国で日本大使館が放火されたことを受けて、警視庁が異例の海外派遣に前のめりなわけだが(参考)、其れも恐らくは此の様な背景が在るからではないかと見ている。
2013年8月18日日曜日
中国エネルギー情報総合局によると中国が今年10月には世界最大の原油輸入国になると予想。最大の輸入先は、イラン、サウジ、アンゴラとのことだが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/08/angora-the-lifeline-of-china.html
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