2015年4月8日水曜日

米大統領選2016:似非保守ランド・ポール出馬表明。

https://surouninja.blogspot.com/2015/04/Rand-Paul-the-Fake-Conservative-to-love-China-and-Russia.html?m=0
米共和党のランド・ポール上院議員が7日、2016年の米大統領選への出馬を正式表明したとのことである。

引用元:産経新聞
2015.4.7 23:41更新
【米次期大統領選】
「茶会」系ポール氏が出馬表明、共和党は乱戦模様

 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のランド・ポール上院議員(52)が7日、自身のホームページで2016年大統領選への出馬を正式表明した。ポール氏は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を受ける強硬保守派だ。「小さな政府」を訴える。

リバタリアンとして有名なランド・ポール上院議員は、保守系草の根運動の「ティーパーティー」からも支持されており、表向きには“強硬保守派”で売り込んでいるランド・ポール上院議員。だが残念ながら、ランド・ポール議員は親中派(パンダハガー)の“似非保守政治家”であり、“隠れ共産主義者”の可能性すらある。

参考:
引用元:The National Interest
Rand Paul on Diplomacy
"If you insist on unconditional surrender as a prerequisite to diplomacy, there will be very little diplomacy."
Rand Paul
January 16, 2014
Like many conservative middle-class families, our inclination was to resist anything to do with Red China. In that black and white world, you were either for us or against us. Trade with China was thought to be trade with the enemy. A funny thing happened, though, along the way. Many conservatives came to understand a larger truth. As trade began to blossom with China, many conservatives, myself included, came to admit that trade improves our economic well-being AND makes us less likely to fight. The success of trade with China made many conservatives rethink their view of the world.
By leveraging our relationship with China, we should be able to influence the behavior of North Korea. Likewise, we should be engaging the Russians to assist us with the Syrians and the Iranians.

ランド・ポール議員は、米国と中共の商取引を“現実的である”と表現している。確かにそれは米国にとって、今のところは最重要で“現実的”な事項かも知れない。

だが、彼は其の先を全く見ていない。

中共は自分自身で擦り散らかした人民元の札束で相手国を引っ叩き、ファシズムと人権侵害に目を瞑らせ、相手国を支配していく。御多分に漏れず米国も見事に中共の策略に見事に嵌まっており、ファシズム中共の軍国主義や拡張主義、そして人権侵害をまともに批判できない状況に陥っている。中共の札束攻撃に脳神経が麻痺しつつある米国民は、中共のプロパガンダを鵜呑みにし、米国が大切にしてきた“自由”を自らの手で放棄してしまう一歩手前まで来ていると言っても過言ではない。

“自由主義”と“小さな政府”を掲げるリバタリアンのランド・ポール議員が、皮肉にも、米国の自由主義を破壊し、中共という“大きな政府”に屈服せんとしているのだ。ランド・ポール議員の主張は、実際は、理想主義の共産主義者たちと何ら変わらないということである。

ランド・ポール議員は他にも海外の米軍基地の縮小も訴えているようだが、中共やロシアに阿る(おもねる)同氏がそのような主張をしたところで、所詮は共産主義勢力への譲歩が目的としか思えないわけである。“自由を守るためには強い武力が必要不可欠”という“現実”が、理想主義者ランド・ポール議員には理解出来ないのだろうか。

ティーパーティの人々の政治に対する意識は比較的高い筈だが、このランド・ポール議員の矛盾を一体どのように捉えているのだろうか。

米大統領選でランド・ポール候補が勝利すれば、彼は“第二のオバマ大統領”になるだろう。ランド・ポールの主張は、オバマのモンロー主義的政策や似非ヘイワ主義政策と殆ど同じだからだ。モンロー主義で軍事力も弱い“お花畑的な小さな政府”など、中共という世界を代表する“大きな政府”のカモになるだけである。

“小さな政府”には最低限、強い軍事力と外交力が必要だということを忘れてはならない。

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