2013年10月2日水曜日

小泉純一郎の叫ぶ「脱原発」。

https://surouninja.blogspot.com/2013/10/junichiro-koizumi-suddenly-claimed-that-the-japanese-govt-should-abolish-the-nuclear-power-plants.html?m=0
小泉純一郎元首相が最近突然“脱原発”を唱え始め、世間の注目を集めている。


小泉純一郎元首相が「脱原発」発言を加速する理由とは【争点:エネルギー】 - The Huffington Post 2013年09月29日 10時18分 JST
小泉純一郎元首相は9月27日、みんなの党渡辺喜美代表と会談した席で、安倍首相は脱原発のリーダーシップを取るべきだと語った。朝日新聞デジタルが報じた。

この小泉の発言に多くの人々が不可解さを感じるかも知れないが、実は彼のこの発言は余りにも予想通りの展開なのである。

抑々(そもそも)小泉は東日本日本大震災直後、ゴールドマン・サックスの会合に招かれて世界の機関投資家に“日本買い”を推奨しており、ゴールドマン・サックスも震災後から再生可能エネルギーへの巨額投資を宣言している。

Goldman Taps Koizumi for ‘Japan Rising’ Investor Conference - Bloomberg May 18, 2011 3:35 PM GMT+0900
Goldman Sachs Group Inc. (GS) tapped former Japanese Prime Minister Junichiro Koizumi to speak to investors in Tokyo as global investment banks look for business opportunities in the country following a record earthquake.

2013年9月26日木曜日
日銀当座預金残高の驚異的な急増が導く「日本の奇跡」。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/09/the-surge-of-cabs-and-japanese-miracle.html
日銀は第二次安倍内閣誕生の随分と前(東日本大震災直後?)から当座預金残高を急激に積み増していることが分かる。

2013年7月13日土曜日
菅直人元首相がツイッター上で、東電・吉田元所長(享年58歳)による「独断での海水注入は英断」と称賛している様だが。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/07/58.html
2013年3月20日 5:30:09
クリーンテクノロジーと再生可能エネルギー - Goldman Sachs Japan
ゴール

実績のある技術や拡張性のある製造モデルを持つ企業へのファイナンスに道を開くことは、未来の持続可能なエネルギー社会への道をも開くことになると確信しています。太陽光、風力、地熱、エネルギー効率、環境に優しい輸送システム、先端バイオ燃料などのクリーンテクノロジーセクターに、公募・私募問わず資金調達の支援をし、またお客様と共同投資をすることで、低炭素社会への不可欠な転換に重要な役割を果たすことができると確信しています。

今年、当社は長期間にわたり再生可能エネルギーを支援するため、クリーンテクノロジーを促進する企業へのファイナンスと投資の目標額を、今後10年間で400億ドルと定めました。

First Posted: 12/08/11 02:43 PM ET Updated: 12/08/11 05:36 PM ET
Goldman Sachs-Owned Firm Cashed In On Energy Department Loan Program (UPDATE) - HuffingtonPost

最近“再生可能エネルギー投資”を加速させているゴールドマン・サックス(GS)もグローバリスト勢力側に加担している様である。というか、国際金融資本こそがグローバリスト勢力其の物なのだろうがね。まぁ米英WASPの下で粛々と米国での地位を築いて来た、典型的なドイツ系ユダヤ企業のGSは、米英勢力とグローバリスト勢力の“緩衝材”としての役割も果たしているのだろう。GSの役割はヘンリー・キッシンジャーの其れとも被っている。

ノーベル平和賞 - Wikipedia
1973年には、ベトナム和平協定調印を理由に、アメリカのヘンリー・キッシンジャーと北ベトナムのレ・ドク・トが共同受賞したが、キッシンジャーへの授与に対しては、ノーベル平和賞委員会の中でも激しい議論が巻き起こり、反対した2人の委員が抗議のため辞任するほどだった。

小泉純一郎ヘンリー・キッシンジャーゴールドマン・サックス。これらの3者の共通点は、米英勢力とグローバリスト勢力との間で巧くバランスを取りながら振舞っているということである。

小泉の金融・財政政策ポリシーは、積極派と緊縮派の中間を行く、所謂“上げ潮派”である。そのことからも、小泉が微妙なバランスで政界を綱渡りして来たことが分かるだろう。(積極財政と緊縮財政)

東日本大震災からの“奇跡の復活”は、矢張り、グローバリスト達の間では既定路線だったのだろう。そして、小泉の“脱原発”発言から見えてくるのは、ゴールドマン・サックスが今正に“仕込みを終えた”ということである。

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