2013年10月24日木曜日

サウジアラビア:米国の“弱腰”中東外交に苛立つバンダル王子。

https://surouninja.blogspot.com/2013/10/saudi-arabia-prince-bandar-frustrated-the-us-middle-east-diplomacy.html?m=0
サウジアラビアの情報機関トップのバンダル王子が米国との関係を見直す考えを示したとのことである。

この背景には、同盟国である米国が、未だシリア問題を解決出来ていないことや、対立するイランに歩み寄りを見せていることに対する不満があると見られる。


サウジ情報機関トップのバンダル王子「対米関係見直す」 - 日経新聞 2013/10/23 9:29
サウジは親米国だが、バンダル王子は、シリア内戦を解決するための有効な行動を米国は取ることができていないと批判した。発言がサウジのアブドラ国王の意を酌んだものかは不明。サウジはシリア反体制派を支援している。バンダル王子は、対立関係にあるイランが核問題をめぐり米国との間で対話姿勢を示していることにも警戒感を示しているもようだ。

NO・2987『サウジアラビアの強気は何が原因か』 - 中東TODAY 2013年10月23日 12:37
だいぶ前になるが、バンダル王子がロシアを訪問した折に、彼はプーチン大統領に対して、措置の冬季オリンピックを無事に行いたければ、シリア問題の解決で手を組もう、と提案したということだ。
つまり、バンダル王子は事もあろうに、ロシアのプーチン大統領に警告を発した、あるいは恫喝を加えたということだ。もちろん、その前にはプーチン大統領がアメリカに対して、送った警告があるからであろう。プーチン大統領は『欧米がシリアを攻撃するのであれば、サウジアラビアを攻撃することも辞さない。』と警告しているからだ。

サウジアラビアは先日も国連の次期非常任理事国選出を辞退するなど、米国の動きを阻害し続ける国連に対して苛立ちを顕(あらわ)にしている。(国連:サウジアラビアが次期非常任理事国を辞退。2013年10月19日土曜日)

この流れから行くと、サウジアラビアが単独で行動を起こす可能性もゼロではあるまい。サウジアラビアと立場を同じくするイスラエルと共闘する可能性も十分に考えられよう。

米国としても、寧ろそうなることを望んでいるかも知れない。サウジアラビアが行動を起こすことで、米軍が中東へ介入する口実が生まれるからである。

もし中東戦争が勃発すれば、日本のエネルギー安定供給にも重大な悪影響を及ぼすだろう。日本としては一刻も早く、シーレーン確保のための“集団的自衛権の行使”を行える体制を整える必要がある。これは、中東情勢の急展開を想定し、最優先事項に格上げすべき案件である。

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