制裁堅持、検証が必要=イラン核保有阻止で米イスラエル首脳 - 時事通信 10月1日(火)6時3分配信
【ワシントン時事】オバマ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は30日、ホワイトハウスで会談し、イランによる核兵器保有を阻止するため、イランに対する強力な制裁を堅持する方針を確認した。両首脳はさらに、核問題解決へ協力姿勢を見せるイランのロウハニ政権とのいかなる合意も「最高水準の検証」(オバマ氏)が必要だとくぎを刺した。
イランの新大統領ロハニは“親米英派”と云われており、核問題も進展する可能性が以前よりは高まっていると謂える。(イラン大統領選で米英寄りの穏健保守、ハッサン・ロハニが圧勝。2013年6月16日日曜日)
だが、俺が以前から述べている通り、イランの実権を握るのはロハニ大統領ではなく、カルト保守の親玉「ハメネイ」である。(米国とイランが1979年以来の首脳会談の可能性。2013年9月17日火曜日)
ハメネイは核交渉についてはロハニ大統領に全権を委任したと述べているが、それが行動で示されない限り、イランの主張を額面通りに受け取るわけには行かないというのがイスラエルの主張なのだろう。
期待されていたオバマとの二国間首脳会談も結局はロハニ側の都合でお流れになったようだし、イランの行動には今ひとつ信用が置けない。
米・イラン大統領が電話会談、断交以来初 - ロイター 2013年 09月 28日 08:40 JST
オバマ政権は国連総会に出席するために今週ニューヨークを訪れたロウハニ大統領との首脳会談を目指したが、イラン側が複雑過ぎるとして断った経緯がある。
何度も言うが、イラン議会が政治運営の主導権を「ハメネイ」から取り戻さなければ、イランが民主的な国家に生まれ変われる可能性は低いだろう。
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