2014年1月9日木曜日

東電の未来を左右する都知事選。

https://surouninja.blogspot.com/2014/01/tokyo-governer-election-to-decide-the-future-of-tepco.html?m=0
自民党都議団は本日(2014年1月9日)、東京都知事選舛添要一元厚労相を推薦することを決めたようである。

舛添氏の推薦決定=都知事選で―自民都議団

時事通信 1月9日(木)14時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140109-00000082-jij-pol

 自民党都議団は9日、東京都知事選で、舛添要一元厚生労働相(65)を推薦することを決めた。

舛添要一
・1991年北海道知事選挙における自民党からの立候補が盛んに報じられ、本人も別荘を所有する白老町に住民票を移すなど出馬準備を進めたが(白老町を含む北海道第4区_(中選挙区)<現在の北海道9区に該当>選出だった自身の友人鳩山由紀夫から自民党道連を紹介された)、事前調査で革新系現職横路孝弘との圧倒的な差を見て、出馬を辞退した。
・尊敬する政治家は野中広務と青木幹雄である(舛添は当選以来無派閥)。先述のように党の政策部会への出席率は高く、野中からは「自民党議員は舛添さんを見習うべき」と評された。現実に野中らは03年自民党総裁選の際、反小泉の統一候補として舛添擁立を真剣に考えていたとされる。
(参考:舛添要一 - Wikipedia)

参考:徳洲会事件:猪瀬都知事の辞職と後継狙う魑魅魍魎。2013年12月19日木曜日

東京都知事選 安倍首相、自民党の「舛添氏支援」を容認する姿勢

01/09 01:19 FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00260912.html

東京都知事選挙をめぐり、舛添元厚生労働相が事実上、立候補する意向を表明した。
自民党は、舛添氏を支援する方向で調整を進めていて、安倍首相も8日夜に出演したBSフジの「PRIME NEWS」で、支援を容認する姿勢を示した。

1/9気になったニュース

うさみのりやのブログ 2014/01/09
http://usami-noriya.com/?p=3498
都知事選は舛添、田母神、宇都宮(敬称略)に加えて細川ー小泉という元首相陣営が乱入しそうな様子。自民党は除名した舛添氏との距離の取り方が難しいので、舛添氏は何か踏み絵を踏まされるだろう。

明らかに政策方針の異なる舛添要一氏を安部首相が支援容認する、その理由は、政府が全力で立て直しを図っている東京電力の経営再生に東京都の協力を何としても仰ぎたいからではないかと見ている。東電の大株主であり、日本の首都のエネルギー政策をハンドリングし得る東京都は、東電の今後の再建計画にも大きな影響力を持つことは間違い無いだろう。

舛添氏と安倍首相は、政策方針こそ異なれど、東電や原子力行政については共闘できる部分が多い。

舛添要一 - Wikipedia

エネルギー政策では、「脱原発をやらなければならない」と脱原発を支持している。ただし「今の議論は、供給側の原発に代わるエネルギーの話ばかりで、消費生活の改革の話をしていない」と苦言を呈し、「家庭の電球4つのうち1つを取れば原発はいらない」と述べて、暮らしのあり方の抜本的な変革を求めている

東京よ…これが舛添要一だ!(過去の悪行、評判…愛人、原発、秘密保護法、生活保護問題まで)
http://togetter.com/li/613494
舛添氏。いまだに原発は大推進だそうです。自民が支持したくなるわけです。

舛添要一(大竹まことゴールデンラジオ):YouTube
https://t.co/ym6gYpTqf5
http://t.co/oteEBAUDze
住民投票つぶしの演説を行っていた舛添 要一、柏崎刈羽原発~「原発列島を行く」鎌田 慧』
http://ameblo.jp/toseinin-tora/entry-10920289849.html

個人的には、今直ぐにでも原発を再稼働させて、電力会社の経営を安定化させ、ひいては日本経済のエネルギー供給を安定化させる必要があると思っている。そして、来る水素社会にも原発は不可欠と考える。(参考:エネルギー)

東電は今、旧来の経営陣や無駄な資産を切り捨て、エクセレント・カンパニーへの道を邁進しているわけだが、直近でその方向性を決定付けるのは、東電と政府が進めている、“柏崎刈羽原発の再稼働”であろう。安倍政権は、舛添氏に都知事としての立場から(新潟県の泉田知事や他方面に)再稼働をプッシュしてもらう心算なのかも知れない。

参考1:
東電の宗旨替え。2013年12月23日月曜日

参考2:
政府が東電株にお墨付き。2013年12月20日金曜日

参考3:
東電への無利子融資枠を10兆円に拡大検討。2013年12月14日土曜日

参考4:
電力自由化:消費者と電力会社の両者に利益。2013年12月4日水曜日

参考5:
東電再建:1兆700億円の融資計画が全て実現。2013年11月15日金曜日

参考6:
東電:破綻処理は選択肢にない。2013年10月31日木曜日

参考7:
東京電力:順調に進む資産売却とエクセレントカンパニーへの道。2013年10月18日金曜日

参考8:
東京電力:柏崎刈羽原発再稼働なら2015年3月期以降の黒字化も。2013年9月28日土曜日


ところで、舛添氏と対照的なのは、あの細川護煕元首相である。彼は小泉元首相と脱原発で共闘し、都知事選へ出馬することを検討している。

細川元首相が出馬を検討 小泉氏と「脱原発」で連携模索

2014.1.9 13:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140109/elc14010913170002-n1.htm

 東京都の猪瀬直樹前知事の辞職に伴う都知事選(23日告示、2月9日投開票)をめぐり、細川護煕元首相(75)が出馬を検討していることが9日、複数の関係者への取材で分かった。

参考:
小泉純一郎の叫ぶ「脱原発」。2013年10月2日水曜日

東京都民は今後、どのような未来を選択するのだろうか。

万が一、都民が世界の趨勢を見ずに感情だけで、原発潰しを画策するような都知事を選んでしまえば、都民は自らの首を自ら絞める羽目になるだろう。

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