2014年4月22日火曜日

自民党:アントニオ猪木議員らの訪朝を許可しない方針。

https://surouninja.blogspot.com/2014/04/prime-ministers-office-not-to-allow-the-opposition-lawmakers-to-visit-to-north-korea.html?m=0
GW中に北朝鮮訪問を予定している日本維新の会アントニオ猪木議員らについて、与党・自民党は、彼らの訪朝を不許可とする方針を固めたようである。首相官邸としても、彼らの訪朝の許可には慎重な構えを見せているようである。

猪木氏訪朝、許可せず=自民方針

時事通信 4月21日(月)23時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140421-00000142-jij-pol

 自民党は21日、日本維新の会のアントニオ猪木参院議員らが大型連休中に計画している北朝鮮訪問について、不許可とする方針を固めた。政府は北朝鮮への制裁措置の一環として、国民に渡航自粛を求めており、「猪木氏らも渡航を見送るべきだ」(自民党幹部)と判断。近く開かれる衆参両院の議院運営委員会で、不許可を決める。
 訪朝を検討しているのは、猪木氏のほか、松浪健太、石関貴史、阪口直人各衆院議員と清水貴之参院議員。自民党関係者によると、首相官邸も渡航許可には慎重な考えという。
 これに対し、維新関係者は「国会の許可が出なければ、訪朝は見送ることになるだろう」と述べた。 

日本における北朝鮮の窓口とも謂える朝鮮総連ビルが遂に競売で第三者の手に渡ってしまったためか、最近は北朝鮮側もようやく日本(と米国)に譲歩の姿勢を見せ始めている。

だが、このようなデリケートなタイミングで怪し気な野党議員が訪朝し話をややこしくしてしまえば、安倍政権が進める“日朝国交正常化”の可能性も潰えてしまうかも知れない。おそらく安倍政権は、その辺りを非常に懸念しているのではないかと思われる。

参考:
2014年4月11日金曜日
北朝鮮:拉致問題解決と半島統一。
2013年12月29日日曜日
北朝鮮の反中化が日本経済を潤す。
2013年12月15日日曜日
北朝鮮:米国に歩み寄るか。

なお、アントニオ猪木議員は前回の訪朝で、金正恩に粛清されたナンバー2、張成沢(チャンソンテク)氏とも面会している。

金正恩が親中派のチャンソンテク氏を粛清したということは、同政権の対中共政策転換のシグナルと見るべきだろう。実際、金正恩は最近、「中国は敵」というスローガンを北朝鮮軍の指揮官養成学校に掲げるなど、中国と敵対するような姿勢を見せている。

もしここで、親中派と思しきアントニオ猪木議員が訪朝すれば、徐々に良い方向へ進みつつある日朝関係が再び拗れ(こじれ)てしまうことも可能性として低くはない。

参考:
2013年11月5日火曜日
アントニオ猪木は北朝鮮エージェントか。

これは個人的な予想だが、近いうち日朝関係は“拉致問題の解決”の演出で正常化され、北朝鮮が対中共の重要な軍事・外交カードとなるのではないかと見ている。そのためにも今は、国内の反日勢力を北朝鮮に近づけることは避けるべきなのだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿