2014年4月3日木曜日

タイ:親中共政権の崩壊が近付く。

https://surouninja.blogspot.com/2014/04/pro-china-prime-minister-of-thailand-or-downfall.html?m=0
反政府デモで混乱が続くタイで、憲法裁判所が、3年前の政府機関の人事でインラック首相が憲法違反を行ったとする訴えを正式に受理したとのことである。今後の審理で裁判所が「違憲」と判断した場合、インラック首相は直ちに失職することになる。

タイ 野党寄りの司法判断相次ぐ

4月3日 8時21分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140403/t10013462231000.html

反政府デモの影響による混乱が続くタイで、憲法裁判所が政府機関の人事を巡ってインラック首相の失職につながる可能性のある訴えを受理し、相次ぐ野党寄りの司法の判断に、インラック首相はさらに厳しい立場に立たされています。

この訴えは、タイの上院議員28人が、3年前の政府機関の人事について「インラック首相がみずからの利益のために行った不当なものであり、憲法違反だ」として、起こしていたものです。
憲法裁判所は2日、この訴えを正式に受理し、今後の審理で裁判所が違憲と判断した場合は、インラック首相は直ちに失職することになります。

今後の憲法裁判所の判決が、タイ情勢を大きく左右するだろう。

「コメ買い取り政策」という利益供与で農村部の票を獲得したインラック首相だが、この件についても、タイの汚職防止委員会が同首相を勤務怠慢の疑いで調査を行っており、インラック首相はまさに四面楚歌と謂えよう。

インラック首相の背後には中国共産党政権の影がチラつくわけだが、中国のシャドーバンキング問題や軍部の暴走に煙が上がり始めた今、タイを含む周辺諸国は今、一斉に中国との関係を清算しようとしているように見える。これまで美味しい思いをしてきた親中派は、中共という後ろ盾を失い、これまでの勢いを維持することは最早不可能となっているのであろう。

参考:
2013年12月9日月曜日
タイ:反政府デモの背後。

今台湾で起きている反政府デモもこの大きな流れの一部だと考えられる。

参考:
2014年3月22日土曜日
中国経済の凋落で動揺する台湾。

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