2014年5月30日金曜日

日朝国交正常化が東アジアの共産化を防ぐ。

https://surouninja.blogspot.com/2014/05/Japan-North-Korea-normalization-of-relations-to-prevent-the-expansion-of-communism-in-East-Asia.html?m=0
スウェーデンストックホルムで開かれた日朝協議で、北朝鮮側が拉致問題の解決に前向きな姿勢を示し、日本も対北朝鮮制裁を一部解除するとのことである。

北朝鮮、拉致包括調査を約束=政府、制裁一部解除へ―安倍首相「全面解決へ期待」

時事通信社 2014年5月29日 21時08分 (2014年5月30日 00時02分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140529/Jiji_20140529X796.html

 政府は29日、スウェーデンのストックホルムで開かれた日朝協議で北朝鮮が日本人拉致被害者と、拉致された疑いがある特定失踪者について、包括的、全面的な調査を約束したと発表した。北朝鮮が特別調査委員会を設置する。一方、調査開始時点で日本側は、対北朝鮮制裁のうち(1)人的往来の規制措置(2)送金などに関する規制措置(3)人道目的の北朝鮮籍船舶の入港禁止措置―を解除する。

北朝鮮は今年に入り、親中派有力者(チャン・ソンテク)らを排除するなど“反中姿勢”を明確にし始めており、このタイミングでの“日朝国交正常化”は、日本にとって、北朝鮮を大陸における“反共の番犬”にする絶好のチャンスかもしれない。

そして、中共の傀儡となりつつある韓国の目を覚ますのにも効果的かと思われる。

参考:
2014年3月25日火曜日
北朝鮮は反共の番犬になるか。
2013年12月29日日曜日
北朝鮮の反中化が日本経済を潤す。
2013年12月15日日曜日
北朝鮮:米国に歩み寄るか。

一方、対中包囲網が強化されている現状では、中共との関係を捨てて日本に譲歩することは、北朝鮮にとっても最も合理的で賢明な選択であろう。親中派チャン・ソンテクの排除は金正恩にとっても命がけだったと思われるが、それを実行に移せたのも日本との関係改善が予め担保されていたからかもしれない。

参考:
2014年5月13日火曜日
日米ASEANが遂に反中共で団結。
2014年4月22日火曜日
自民党:アントニオ猪木議員らの訪朝を許可しない方針。
近いうち日朝関係は“拉致問題の解決”の演出で正常化され、北朝鮮が対中共の重要な軍事・外交カードとなるのではないかと見ている。

おそらく韓国は中共との関係を深めることで北朝鮮の侵攻を防ぎたいのだろうが、残念ながら有事の際に中共が韓国を助けることはないだろう。というのも、中共軍が下手に韓国支援に乗り出せば、北朝鮮の核が北京で炸裂することも十分に考えられるからだ。反中化した北朝鮮の前に大陸の中共軍は身動きが取れなくなるだろう。

つまり、当ブログで以前から予想している通り、朝鮮半島の統一は“北朝鮮主導”で行われる蓋然性が高いということである。

参考:
2014年4月11日金曜日
北朝鮮:拉致問題解決と半島統一。

もちろんこれは、“大陸の共産化を阻止できる”という意味では、米国などの同盟国にとっても決して悪い話ではあるまい。

ともすれば全体主義に陥りがちなユーラシア大陸というのは、常に“小国分立”状態であることが人民にとって最も望ましい安定状態なのかもしれない。それは中国のみならず、ロシア連邦やEUも決して例外ではないと考える。

反EU・極右政党などが躍進 欧州議会選

2014 年 5 月 26 日 10:31 JST
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304357604579584850341566282

 【ブリュッセル】欧州議会選挙の出口調査と早期見通しによると、反欧州連合(EU)と極右が躍進しており、EUや各国政府、主要政党に衝撃を与えている。

 主要既成政党への反発が特に目立ったのはフランス、ギリシャ、それにデンマークで、これらの国では欧州懐疑派や公然と反EUを唱える党がトップに立っている。

 全体としては中道派、親欧州の政党が依然過半数を制すると見られる。欧州議会は各国政府とともに、EUの法律を決めている。しかし、欧州懐疑派と反EUの議員は、計画されている米国との自由貿易協定など、主要政党の見解が分かれている問題の議会通過を難しくする可能性がある。

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