2013年8月16日金曜日

オリバー・ストーンの背後。

https://surouninja.blogspot.com/2013/08/sponser-of-oliver-stone.html?m=0
Record China 8月15日(木)8時0分配信
オリバー・ストーン監督「日本は米軍事力を頼らず、中国に謝罪すべきだ」=日本を見る目、好転する―米紙
2013年8月13日、米紙スターズ・アンド・ストライプスによると、米映画監督のオリバー・ストーン氏は12日、日本外国特派員協会で講演し、「日本は米国の軍事力に頼らず、中国に謝罪すべきだ」と語った。環球時報(電子版)が伝えた。


オリバー・ストーンの中の人が残念ながら只の花畑左翼であることが露見してしまった様だね。

此の手の言論人とやらは、大戦中の日本の行動だけを一方的に悪評価し、永遠に金銭的な謝罪を要求する。経済政策においてもアベノミクスを只々批判するのみ、日本の景気浮揚策を絶対に認めない。日本には緊縮財政と増税でのデフレを望み、自らの通貨の相対的価値を抑えて好景気を演出するというスタンスである。原発政策においても日本の原発を危険視するが、中国の核武装には完全スルーである。此れは中国共産党政権や傀儡ドイツのスタンスと連動している。

日本の国益となるのは、右翼的政策でもなければ左翼的政策でもない。中間的で現実的な政策こそが日本経済を浮揚させ、国民経済を潤す。安倍政権は右翼政権と評されることが多いが、政権奪還後の同政権の動きを見れば、実際には意外にも超現実的な政治を行っている。此れは素直に評価すべき処である。だが、花畑左翼には同政権の政策全てが「悪」に見えてしまう様である。

素直に評価すべきところを評価もせず、ただ闇雲に安倍政権を批判するだけの人々を俺は残念に思う。

影響力の在る“親中ブロガー”の発言を其の儘鵜呑みにすべきでは無い。其処に相互リンクを張り合ったり、互いに紹介しあっているサイトもまた同じである。99%の正しい情報の中に1%の毒を混ぜる。否、毒を混ぜるというより、正しい情報の中から都合の良い情報だけを恣意的に抽出していると言うべきかも知れない。情報の恣意的な取捨選択もまた“情報操作”の基本なのだろう。

国民を間違った方向へ誘導するという意味では、ネトウヨもネトサヨも同じである。元ネトウヨ親中ブロガーがちょっと前に維新の会の橋下徹を応援していたと思えば、直後に橋下叩きに転換し、今は安倍叩きに勤しんでいる。彼等の目的は政治家を潰すことというよりも、国民を右や左に極端に振れさせることで日本経済を一歩も前進させないことである。政治が混乱し、デフレ経済が継続してくれれば其れで良いのだろう。其れは日本のデフレで経済を強化してきた中韓の狙いと見事に連動している。

俺は「親米になれ」と言う心算も無ければ、「親中になれ」という心算も無い。そして、左翼思想も右翼思想も完全否定はしない。其れは人それぞれ、個人の自由、趣味の問題だからだ。ただ、左右両極に存在する全体主義には断固反対する。全体主義には思想の右も左もない。全体主義社会とは、アイコンを盲信するカルト信者と其れを操縦する一部の人間で成り立つ人間ピラミッド社会である。人民を解放すると称して人民抑圧と人民差別に精を出す中共を見れば、其れは全体主義以外の何物でも無いことが分かるわけだが、日本の全体主義化を危惧する花畑左翼は、何故か中国に今在る全体主義には目を瞑る。

どんなに正しいことを言っている政治家も所詮は、“全体主義”という目的に向けて国民を“信者化”するための只のアイコンなのかも知れない。選挙を見てもそうである。仮令(たとえ)全員当選しても絶対に過半数を取れない数の候補者しか立てていない癖に、演説では威勢良く正論を打つ人達を、我々は本当に信用しても良いのだろうかね。其れってヒーロー物に魅せられて喜んでいる幼児と同じでは無いだろうか。まぁ其れも“個人の自由”とは言え、其の先には皮肉にも“個人の自由”が存在しなくなる危険性を秘めているのだがね。

国民にとって重要なのは、思想の左右ではなく、如何に政治が現実的な政策を実行するかである。感情論だけで政治を行えば、ネトウヨや花畑左翼の背後の思う壺である。

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