北極海の軍基地復活へ=中国の航路進出背景-ロシア - 時事通信 2013/09/17-00:43
【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は16日、極東サハ共和国沖の北極海のノボシビルスク諸島に約20年ぶりにロシア軍基地を復活させることを決めたと明らかにした。中国が北極海航路への進出を活発化させていることが背景にあるとみられる。
北極海航路 中国船が初通過 - NHK 9月11日 6時27分
新たな航路として注目される北極海航路を、中国の貨物船が初めて通過して、10日、オランダのロッテルダム港に到着し、アジアとヨーロッパを結ぶ海の物流が大きく変わるものとして注目されます。
アジアとヨーロッパを結ぶ海の物流は、これまでエジプトのスエズ運河を通って45日程度かかっていましたが、関係者によりますと、北極海航路を航行すれば、時間は2週間近く短縮され燃料費も減らせるということです。
その一方、北極海航路は、航行できるのが7月から11月までの夏場に限られるうえ、安全を確保するためにロシアの砕氷船を雇い上げるというコストもかかるということです。
今年1月にロシアで北極海航路の商用ルートを規制する法律が発効したばかりだが、本格運用開始は思いの外早かったね。ちなみに日本も北極海航路を使った史上初の“LNG輸送”を既に行っている。
北極海航路は、日本にとって、スエズ運河・マラッカ海峡経由の一般的な航路の重要なオルタナティブとなるだろう。此の事は、日本のエネルギーの中東依存度を下げることにも繋がるわけである。
そして何気に重要性を増す可能性が在るのが、アラスカのLNG基地である。
中東情勢の不安定化は、北極海航路やアラスカのLNG基地の重要性を高めるのに役立つのかも知れない。
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