イラン フェイスブックやツイッターへのアクセス 数年ぶりに可能
- ロシアの声 17.09.2013, 18:18
イランでは17日、フェイスブックやツイッターへ再びアクセスできるようになった。イラン政府は数年前、フェイスブックやツイッターへのアクセスを禁止した。ニューヨーク・タイムズが伝えた。
此れは恐らく、ロハニ“親米英”政権による“民主化”アピールの一環と思われる。此のアピールは、イラン国民向けというよりも、どちらかと言えば米国(オバマ)向けのアピールだろう。というのも、昨日のエントリでも述べたが、
イランが1979年以来の米国との首脳会談を行うとの情報が流れているからである。
此れは、オバマ大統領へのアピールになると同時に、シリアで振り上げた拳の行き場を失くした米軍の標的にされることから逃れるのに役立つかも知れない。
ただ、イランに親米英大統領が誕生したとは言え、矢張り、イランのカルト保守の親分“ハメネイ”の影響力は今も無視できない。イランの政治がハメネイの影響力を排除できないうちは、米英(+イスラエル)は今後も神経を尖らせ続けるだろう。イランがハメネイの支配から解放された時に初めて、イランは真の安定を得ることが出来ると思われる。
イランが米国との久方ぶりの首脳会談を成功させるには、今後イランが如何にしてハメネイを抑えて行くのかを米国側に示す必要があるだろう。
2013年9月17日火曜日
米国とイランが1979年以来の首脳会談の可能性。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/09/iran-the-next-deplomatic-battlefield-between-us-and-russia.html
2013年6月16日日曜日
イラン大統領選で米英寄りの穏健保守、ハッサン・ロハニが圧勝。
http://surouninja.blogspot.jp/2013/06/blog-post_16.html
追記(2013年9月19日)
どうやらイランのアクセス禁止解除は技術的ミスだった様である。
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